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アスファルトシングルとは?特徴や耐用年数、メリット・デメリットなど役立つ情報をご紹介いたします!

皆様!こんにちは!式会社工務店です!工事現場のイラスト

こちらでご紹介するのは『アスファルトシングル』についてです!

・アスファルトシングルって聞いたことはあるけどどんな屋根材なの?

・他の屋根材との違いを知りたい!

・アスファルトシングルの種類は?

意外と知らないアスファルトシングルについて詳しくご紹介していきます!

アスファルトシングルについて

屋根材には瓦や金属屋根などいろんな種類があります。その種類の中の一つがアスファルトシングルです。通称「シングル」という呼ばれ方もします。

アスファルトシングルはアメリカで始まり、なんと100年の歴史を持つ屋根材です!

アスファルトシングルの特徴

アスファルトシングルの原料であるガラス繊維とアスファルトはどちらも防水性に優れているため、雨漏りに強い屋根を求める人に最適の屋根材になります!

石粒の色によってさまざまなカラーがあり、洋風な家や落ち着きのある和風の家にも合う屋根材になります。

アスファルトシングルの最大の特徴は

デザイン性が高い

軽量で耐震性が高い

加工がしやすい

例えば、外観をおしゃれな家にしたいや、他と違って屋根の形が複雑な家にも対応できます!

アスファルトシングルの耐用年数と種類

アスファルトシングルと言ってもメーカーによって種類は様々ですが、耐用年数は20~30年と言われております。

弊社で施工実績のあるアスファルトシングルのメーカーをまとめました!

旭ファイバーグラス【リッジウェイ】

弊社で最も多く施工実績のある、旭ファイバーグラス/リッジウェイの耐用年数は25~30年となっております。

リッジウェイは10年間のメーカー保証が付きます。

後ほど紹介するアスファルトシングルのデメリットの一つである強風実験(46m/s)でも剥がれが起きない耐久性を証明しています。強風や台風など比較的多い地域で使用する事ができます。

ニチハ株式会社【アルマ】

アルマの最大の特徴といえば、セラミックコーティングされた天然石を使用しているため、高耐久を期待できます。

もう一つの特徴は価格の安さになります。価格が安いという点もあり、メーカーは10~20年で葺き替えかカバー工法をお勧めしております。

こちらのアルマも10年間のメーカー保証が付きます。

アスファルトシングルのメリットやデメリットとは?

アスファルトシングルに変えたいけど迷ってる方、施行してみたけどやっぱり思ってたのと違う、が無いようメリットとデメリットをしっかり翔工務店がご紹介いたします!

アスファルトシングルのメリット

防水性に優れている

アスファルトシングルは耐水性の高い屋根材です。そのため雨漏りを起こす心配がありません。原料に使われているガラス繊維とアスファルトが高防水性なのと、接着剤で屋根材を固定していくため、屋根に釘等の穴が開かないので防水性に優れてるといえます!

軽い・加工のしやすさ

屋根材自体が軽いので地震などの災害で屋根に押しつぶされる心配もありません。

加工がしやすいのもメリットの一つです!他の屋根材は基本真っ直ぐか斜めの屋根にしか対応していませんが、アスファルトシングルは湾曲した屋根でも使う事ができるのです

欠けや割れ・錆びない

アスファルトシングルは他の屋根材より素材が柔軟で、瓦屋根で起こるクラックもなければ、金属特融の錆も起きたりしません

コストが安い

アスファルトシングルは他の屋根材と比べるとコストが安いです。輸入品となりますので最近では極端に値上がりしてしまい使用頻度が前に比べると減ってしまった印象です。(2022年10月現在)それでもまだまだコストパフォーマンスの高い屋根材となります。

そういった面では安心できる屋根材です。

アスファルトシングルのデメリット

強風による影響

アスファルトシングルは6mm程度の薄いシートのため、他の屋根材より風でめくれたり剥がれたりしやすいという難点があります。また、表面に石粒が付いており強風の影響でなどで落ちてくることもあり、長い間放置してしまうと見た目や劣化を早める原因にもなります。風速42~46mまでしか耐えられず強風地帯での施工はオススメ出来ません。

定期的メンテナンス

アスファルトシングルに限ることではないですが、どの屋根材も定期的なメンテナンスは必要になります。アスファルトシングルは強風に弱いので剥がれがないかなど、定期的にメンテナンスをお勧めしております!

施工後表面の化粧石がポロポロ落ちる

施工後に必ず1週間ほど化粧石がポロポロと落ちてきます。ある程度落ちると落ちてこなくなりますが、心配になりますよね。
メーカーカタログにも品質上問題ないと記載されていますのでご安心ください。

施工業者が少ない

ここ最近では増えてきていますが、以前の日本でアスファルトシングルの使用率は5%弱ほどでした。瓦や金属屋根に比べると施工業者が少ないですね。

弊社ではそんなアスファルトシングルの取り扱いがございます!

施工事例は下記でご紹介いたします!

屋根重ね葺き工事施工手順

こちらの工事は神奈川県横浜市にあるS様邸での施工事例になります。

使用した屋根材はリッジウェイになります!リッジウェイによる屋根重ね葺き工事を行いました!

弊社の屋根の施工プラン(費用)などをご紹介した記事も合わせてご覧ください!

屋根カバー工法(重ね葺き)のリフォーム費用

BEFORE

神奈川県|横浜市|S様邸:屋根リフォームよる工事を行いました!神奈川県|横浜市|S様邸:屋根リフォームよる工事を行いました!

AFTER

神奈川県|横浜市|S様邸:屋根リフォームよる工事を行いました!神奈川県|横浜市|S様邸:屋根リフォームよる工事を行いました!

1.既存屋根棟板金解体

1.既存屋根棟板金解体1.既存屋根棟板金解体

カバー工法をするのに不要な既存の屋根材(棟板金、雪止め)を解体していきます!写真の既存貫板は木製になります。木製の貫板の耐久年数は約10年~15年となります。耐久年数を超えると腐食や変色が起こり棟板金の外れや飛散につながります。

2.ルーフィング張り(防水シート)

2.ルーフィング張り(防水シート)

使用したルーフィングは日新工業/カッパ23です!
改質アスファルトルーフィングという素材で通常のアスファルトルーフィングの倍の耐久年数と言われております。
1次防水という役割でルーフィングがしっかりしていれば雨漏りしないです!
飛ばないようにしっかり貼って行きます。

3.役物加工(唐草・ケラバ・谷)

3.役物加工(唐草・ケラバ・谷)

屋根本体施工前にケラバや唐草板金といった役物を加工して施工していきます!
使用した役物はガルバリウム鋼板になります。

4.本体工事(旭ファイバーグラス/リッジウェイ)

4.本体工事(旭ファイバーグラス/リッジウェイ)

役物加工後に、棟際までリッジウェイ本体を葺いていきます!重なり箇所にはシングルセメントを打ちながら施工していきます。
棟際まで葺き上がったら貫板という棟板金を固定するために必要な材料を設置します。貫板には杉・樹脂と種類がありまして、今回は樹脂製を使用させて頂きました!
樹脂製は杉製の3倍の耐久年数が期待できます!

5.棟板金加工・各所シーリング

5.棟板金加工・各所シーリング

棟板金を加工して取り付けていきます。継目の内側にシーリングをしっかり打っていきます。
壁際は雨押え板金という部材を加工して取り付けます。
固定する釘やビスは錆に強いステンレス製の物を使用します!

6.清掃

6.清掃

バルコニーや雨樋に落ちてしまったゴミを清掃します。釘や板金の破片などケガにつながる為、徹底して行います。

屋根葺き替え工事施工手順

こちらの工事は神奈川県川崎市宮前区にあるY様邸での施工事例になります!使用したアスファルトシングルの屋根材はニチハ株式会社のアルマになります!

瓦屋根~アルマでの屋根葺き替え工事になります!

BEFORE
beforebefore

AFTER

afterafter

1.既存屋根材解体

屋根材解体

既存の屋根材(瓦)を解体していきます!解体した屋根材は廃版品のセキスイ/瓦Uです!アスベスト入りの物もありますが、今回解体した物はアスベスト無しになります!見分け方は今後ご紹介していきます!アスベスト無しの瓦Uは割れやすく雨漏りが多い屋根材となります。

2.新規野地板張り

新規野地板

既存の屋根材を解体したら新しい野地板を寸法に合わせながら加工し、張っていきます!

3.ルーフィング張り(防水シート)

ルーフィングシート

使用したルーフィングは田島ルーフィング/タディスセルフです!
遅延粘着型改質アスファルトルーフィングという素材で通常のアスファルトルーフィングの倍の耐久年数と言われております。
1次防水という役割でルーフィングがしっかりしていれば雨漏りしないです!
飛ばないようにしっかり貼って行きます。

4.役物加工(唐草・ケラバ・谷)

役物加工

屋根本体施工前にケラバや唐草、谷板金といった役物を加工して施工していきます!
使用した役物はガルバリウム鋼板になります。

5.本体工事(ニチハ/アルマ)

屋根本体工事

役物加工後に、棟際までアルマ本体を葺いていきます!シングルセメントもしっかり打ちながら施工していきます。
棟際まで葺き上がったら貫板という棟板金を固定するために必要な材料を設置します。貫板には杉・樹脂と種類がありまして、今回はご予算の関係もあり杉製を使用しました!

6.棟板金加工・各所シーリング

シーリング棟板金

棟板金、換気棟を加工して取り付けていきます。継目の内側にシーリングをしっかり打っていきます。
壁際は雨押え板金という部材を加工して取り付けます。
固定する釘やビスは錆に強いステンレス製の物を使用します!

7.清掃

掃除

バルコニーや雨樋に落ちてしまったゴミを清掃します。釘や板金の破片などケガにつながる為、徹底して行います。

アスファルトシングルについてのQ&A

アスファルトシングルの耐久年数は?

使用する屋根材にもよりますが20〜30年ほどと言われています。

アスファルトシングルの費用相場は?

アスファルトシングルの屋根材によって変わってきますが、平米/6000円〜になります!屋根材の費用相場は☞屋根カバー工法(重ね葺き)のリフォーム費用からご確認いただけます!⚠︎こちらは屋根カバー工法時の費用相場になります。

アフターメンテナンスは行っていますか?

はい。もちろん定期的に行っております。工事をされてから一年後にメンテナンスのお知らせをお送りしておりますが、その前に見てもらいたい方などはお気軽にお電話いただければと思います。

アスファルトシングルは施工保証などは付きますか?

もちろんです。翔工務店ではアスファルトシングルに限らず、工事に応じた保証をご用意しております。保証について記載している記事もありますので合わせてご覧ください!☞翔工務店の保証について

屋根工事は翔工務店にお任せください!

アスファルトシングルはカラーバリエーションも豊富で外観がおしゃれに仕上がると人気が出てきている屋根材です!

比較的安価で防水性の高い屋根材ですが、強風などの影響で屋根材が剥がれた場合雨漏りに繋がる恐れもあります。そのため定期的なメンテナンスが必要になります。

各メリットやデメリットを比較したうえで一番いい屋根材を選びましょう!

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