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ルーフィングシートとは?役割やルーフィングの種類について解説いたします!

ルーフィングとは

 

皆様!こんにちは!式会社工務店です!

いらすとや

今回解説していくのはルーフィングシートとは?についてです。

ルーフィングシートと聞いても「何の部分?」「何に使ってるの?」と思う方も多いです。意外と聞かないけれど大事なルーフィングシートについて、解説していきたいと思います!

ルーフィングシートとは何のこと?

まずルーフィングとは屋根の中間部分にある防水シートのことです!人によっては下葺き材とも呼ばれています。

屋根材の下に隠れてしまうので、普段からは見ることができないシートです。新築や屋根の葺き替えを行わないとなかなかみることはないと思います。

屋根材に興味があっても、その下にひくシートには興味がない場合がほとんどです。しかし、ルーフィングシートはとても大切な建材になります。

ですが屋根の下に隠れているが故、劣化や破れに気づきづらく、気づいたときにはもうすでに雨漏りをしてしまっていたり、被害が出てしまっていることが多いです

ルーフィングシートの必要性

ルーフィングは普段見ることはないですが、屋根材以上にとても重要な建材です。屋根材の効果について勉強して、どの屋根材がいいか深く検討される方も多いですが、なかなかこのルーフィングシートにまで気を使って屋根を考えている方は少ないと思います。

ルーフィングシートをしっかり施行しないと、雨漏りや野地板の腐食の危険性があります。

なるべく耐久性が高く、施行もしっかり行ってくれる業者を選ぶことが大事になってきます。

地味で目立ちませんが、今一度その重要性を確認しておきましょう。

ルーフィングシートの主な役割

ルーフィングシートの役割とは、大きく言えば雨から屋根を守るものです。屋根材の下に敷いてあるため普段からは目にすることができません。屋根材が雨水の侵入を許してしまった時のための防御ラインです。

屋根は上から屋根材(二次防水)→ルーフィングシート(一次防水)→野地板(木材)の順に敷いてあります。

このルーフィングシートが無ければどうなるのか。それは屋根材で防ぎきれなかった雨水が野地板染み込んでしまい雨漏りや劣化、腐食の原因に繋がってしまいます。これでは屋根がすぐにダメになってしまい、危険な状態になってしまいます。

特に瓦屋根に関しては通気性を確保するために隙間が多くあります。
隙間から雨水が入る可能性も多い為、瓦屋根のルーフィングシートは特に重要となります。

ルーフィングシートの性能

まずルーフィングシートは役割で述べたように、住まいの防水のために敷いているので、防水機能に優れています。

ですがルーフィングシートもいずれは劣化していくものになります。お住まいに雨漏りが起きてしまった場合は葺き直しでルーフィングの張替えをお願いしましょう。

屋根の雨漏りが起きてしまったら築年数が浅くない限りは基本は葺き替えを考えるのがベストです。

雨漏り=屋根全体の劣化と考えてもおかしくありません。

全体が耐用年数を迎えている場合は部分的な補修ですとキリがない為、引越しや取壊しの予定がない場合は全体の葺き替えが無難です!

ルーフィングの種類

ルーフィングにも種類があります。

耐久性やコストや性能をできる限り詳しくご説明していきます!

アスファルトルーフィング940

田島ルーフィング/Pカラー

コスト重視のルーフィングとなります!

耐久年数は約10年と言われてる物が多いです。
新築でよく使用されていることが多い印象です!

改質アスファルトルーフィング(ゴムアスルーフィング)

改質アスファルトルーフィング日進工業/カッパ23

当店でも多く使用している改質アスファルトルーフィング。原料として使われているものが「アスファルト」になります。

アスファルトルーフィングは、広く使われている一般的なルーフィングですが、アスファルトルーフィングと言ってもその中でもいくつか種類があります。

当店で使用しているものは改質アスファルトルーフィングという素材で、通常のアスファルトルーフィングの倍の耐久年数と言われています。

通常のアスファルトルーフィングに、ポリマーや天然アスファルトなどを加えることで、より性能を向上させたアスファルトルーフィングです。

改質アスファルトルーフィングは、対流動性・耐摩耗性・耐剥離性・付着性・たわみ追従性など、アスファルトルーフィングよりも高性能となります。

透湿ルーフィング

透湿ルーフィングタイベック/ルーフライナー

名前にもあるように透湿性をもっている高機能防水シート。透湿性、耐久性、防水性に優れていて、熱と圧力だけで結合させた不織布状のシートです。抜群の強度と耐久性能があり、高い評価を得ています。

野地板の湿気を素早く屋外に透過・放出する効果もあり、結露の発生を制御し、野地板の腐食・変形を防ぎます。

施工する際は通気層を設ける必要がある為、胴縁を設置してから野地板を設置する通気工法で施工しなければ透湿ルーフィングの機能が発揮されません!

瓦屋根はもともと通気層がある為、透湿ルーフィングが最適となります!

遮熱ルーフィング

商品画像1
フクビ/遮熱ルーフエアテックス

こちらも上記でご紹介した「透湿ルーフィング」になりますが、より遮熱性を高めたルーフィングとなります!

遮熱性能は6~8℃低減が見込めるようです!

 

粘着性ルーフィング

田島ルーフィング/タディスセルフ

弊社でもよく使用する粘着性ルーフィングになります!

屋根に張り付く為、高い防水性が期待できます!
勾配が緩い屋根(3寸)以下の屋根では確実に粘着性ルーフィングの使用がオススメです!

 

上記でご紹介したルーフィング以外にも数多く種類はあります!

ルーフィングの葺き方

基本的に、下から順に重ねて貼り付けるのが基本施工方法です。雨水は屋根の天辺(棟板金)から軒天に向かって流れます。内部に水が入り込まないように、ルーフィングは軒先から棟先に向かって張ります。

その際は、重ね代を十分にとることと、谷樋など雨漏りが発生しやすい箇所は2重、3重に重ねると雨漏りに対して耐性を持たせることができます。

ルーフィングの固定方法

粘着式

ルーフィングに穴を開けず、そのまま下地に貼り付けられるのが粘着式の特徴です。

片面に粘着テープがついており、タッカーを使わずに設置することによって、防水性能を高めています。ただし、前提条件として粘着式に対応したルーフィングである必要があり、タッカー留めよりもコストは多めにかかってしまいます。

タッカー

ルーフィングシートの上からタッカー(ホッチキスのような道具)で下地に打ち付けるものです。一度穴を作っていきますが、基本的に雨漏りの心配はありません。太陽熱でルーフィングの一部が溶けることで、できた穴をふさぎます。ですのでタッカーによる雨漏りの心配はいりません!

下地が野地の場合に限られるため、葺き替えか新築でしかタッカー止めはできません!
カバー工法の場合タッカー止めは不可となります。

板金チップ&釘止め

カバー工法の場合の主流の固定方法となります。固定する箇所に板金のチップをあてて高圧釘打ち機で固定します。

風にも強くしっかりと固定出来ます!

こちらの施工には高度な技術が必要になるため、信頼できる業者を選びましょう。

タッカーをしっかりと打ち込まなければ、ルーフィングが浮いたような状態になってしまいそれが原因で雨漏りが起こる恐れがあります。

ルーフィングの施工について

ルーフィングの施工について

ルーフィング施工について知っておいた方がいいことをまとめました!目に見えないからこそ重要視していただき、ルーフィングシート選びの参考にしていただければ幸いです!

ルーフィングシートの注意点

注意点①天候状況確認

新築で家を建てる際に一番注意したいことは、工事期間の天気予報です。ルーフィングの設置が終わっていなければ、野地板など家の基礎部分が雨ざらしになってしまい深刻なダメージを与えてしまいます。

雨の場合はブルーシートで保護するなどの防水対策が必要です!雨の場合でもルーフィング工事を進める業者には注意が必要です。

特に、梅雨の時期と重なっているようであれば、業者に施工の進行状況を確認することが望ましいです。

注意点②見積書確認

ルーフィングシートを張り替える際に見積もりは1社で決めるのではなく、せめて2~3社から見積もりをもらうことをお勧めします。

2~3社見積もりを取ればどんなルーフィングを使用するのか、他社との料金比較はもちろん、屋根修理が大体どのくらいなのかも比較もできるので、まずは1社だけでなく、2~3社に見積もりを依頼しましょう。

1社だけに見積もりを頼むとルーフィングの相場がわからず、安すぎても手抜きの可能性もあるので注意が必要になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

屋根材だけでは守り切れない雨漏りを防ぐ、最終的な防衛ラインの役割を持っているのがルーフィングです。屋根材の中でもルーフィングが重要な役割を果たしていることがわかっていただけましたでしょうか。

メンテナンスが必要だと思った場合は、ぜひ工務店へご連絡ください

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