皆様!こんにちは!株式会社翔工務店です!
目次
屋根塗装の必要性・耐用年数や塗料の選び方
今回ご紹介するのはタイトル通り、屋根塗装について解説していこうと思います!
屋根のリフォームには「屋根カバー工事(重ね葺き)」「屋根葺き替え(張り替え)」「屋根塗装」と種類があります。それぞれ既存の屋根材の種類や状態により適切な屋根のリフォーム方法が異なります。
最近では、「塗装NGの屋根材」や「高耐久屋根材」が多く出てきている為、前に比べて屋根塗装工事が大分減ってきたイメージがあります。
アスベスト使用禁止によりノンアスベストの屋根材となりました。ノンアスベストの屋根材はアスベストを含んだ屋根材に比べて脆く欠陥商品も多いです。
なので、屋根塗装をする際は既存の屋根材の種類をしっかり把握して適切な施工をする必要があります。
屋根塗装をする際はに一番多いトラブルは塗装専門店による屋根塗装です。塗装屋さんはもちろん綺麗に塗れているのですが、屋根の知識があまりない方も多くいます。
塗装NGの屋根材や耐久年数を超えた屋根材への塗装をしてしまうとお金の無駄になってしまう為、注意が必要ですね!
今回は屋根塗装についてのご紹介になりますが、他の記事で重ね葺きや葺き替えの屋根メンテナンス方法もご紹介しておりますので、合わせてご覧ください!
屋根塗装の必要性
まず屋根とは住宅を守る上で大切な役割を担っています。ですがなかなか屋根の劣化に気付けず、雨漏りし始めてそこでやっと劣化に気づくケースが多いです。屋根は太陽による紫外線、雨や風などの影響で日々ダメージを受けています。
雨漏りしていた場合、屋根の内部まで劣化している可能性が非常に高いです。雨漏りは屋根劣化の最終段階になりますので、できればその前に気づきたいですよね。
雨漏りまで到達してしまうと、その分工事の費用も高額になってしまいます。長い目で見て定期的なメンテナンスを行った方がコストも断然抑えられます。
そうならないためにも定期的なメンテナンスをお勧めいたします。
屋根塗装
メリット
屋根塗装最大のメリットとしましてはやはり、コストパフォーマンスがいい!というところです。屋根カバーや屋根葺き替えなどと比べると材料にもよりますが数十万違うことがあります。これはとてもありがたいですね。
次に外観が綺麗になるというところです。塗料の色は様々なのでレパートリーが増え塗料選びが楽しくなりそうですね!
デメリット
続いてデメリットです。やはりコストが安いのにも理由があります。それが耐用年数が低いという点です。まず屋根カバー工法した場合の耐用年数は20〜40年と比べて、屋根塗装の耐用年数は大体8〜15年ほどとなります。使用する材料やその地域の環境にもよりますが屋根カバー工法と比べるとやはり短いのが気になりますね。
また屋根塗装はあくまで劣化を防止する工事となる為、屋根材の強度が増すようなことはありません。沿ったコロニアルなど著しく傷んだ屋根材は屋根塗装後にすぐに割れてしまう事も珍しくありません。
メンテナンス回数も増えるので少し手間がかかってしまうのもデメリットになります。
塗料別耐用年数
屋根塗装で使用できる塗料を耐用年数と合わせてご紹介いたします!
フッ素塗料
フッ素塗料は優れた耐候性や耐久性を持っていてあのスカイツリーなどの大型建造物にも使われています。耐用年数が長いので塗り替えの頻度を少なくすることが可能です。さらに耐熱性も持ち合わせているので紫外線や外の熱から住まいを守ってくれる効果があります!そんなフッ素塗料の耐用年数は約15〜20年と言われています。
シリコン
シリコン塗料はコストがかからない上に耐久性も持ち合わせている優れた塗料になります。大体の耐用年数は7〜10年とされています。シリコン塗料といってもメーカーによってコストも耐用年数も様々ですが、中には約15年の耐用年数を持つ塗料もあります!
ウレタン塗料
ウレタン塗料はコストが安く、密着性に優れています。金属製の屋根との相性がいいとも言われています。耐久年数は約6年~8年となります。
屋根塗装の目安
では屋根塗装はどのタイミングですればいいのかと言いますと、大体一般的に言われているのが築10年したら塗り替えの目安になります。
基本的に屋根の塗り替えの目安は7〜10年になりますが、日本瓦の屋根だけは塗り替えの必要がありません。なぜかと言うと日本瓦の耐用年数は50〜100年になるので、塗り替えは必要はないということです。ただしひび割れなど起こしていた場合には塗装とは別に工事が必要となります。
では劣化症状はどのようにして見極めるのかをご紹介いたします。
屋根の浮き・ひび割れ
屋根の劣化症状で、飛散物の影響で屋根が割れたりヒビが入ってしまうケースが多々あります。
スレート瓦、セメント瓦の内部にはカルシウムが含まれており、新しい屋根と劣化した屋根とでは強度が違ってきます。劣化が進んでいる屋根は内部のカルシウムが雨や紫外線などの影響で溶け出してしまって脆くなっています。
この場合は基本的には葺き替え工事になりますが、業者に屋根の状況をしっかりと見てもらい、塗り替えか葺き替えを早めに検討しましょう。
苔やカビの発生
屋根によく見られるのがこの苔やカビの発生です。これは屋根の劣化が進み、屋根の防水機能が低下してしまって起こる現象です。苔やカビをそのままにしてしまうと劣化スピードも上がり寿命が急速に縮まってしまうので業者にメンテナンスを依頼しましょう。
この場合は苔やカビを高圧洗浄、またはバイオ洗浄などで取り除いた後塗り替え工事になります。
屋根の色あせ
屋根の色あせは、塗膜が雨風や紫外線などの影響で剥がれてしまい塗膜中の顔料が流れてしまい、色褪せが起こります。この状況は塗り替えの良いタイミングになります。
ですがこれを放置してしまうと塗膜がだんだんと剥がれていき、雨漏りに繋がってしまうので気をつけましょう。
サビの発生
金属屋根によく見られるのがサビの発生です。こちらも雨や紫外線などの影響で保護機能が低下して金属が酸素と水に反応してしまいサビが起こります。
このまま塗り替えを行ってしまうとサビが広範囲に広がり塗り替えた意味がなくなってしまうので、まずはサビを取り下塗りで錆止めをぬり塗り替えます。
サビが小さい内に除去した方がコストもかからないので早めに相談しましょう。
屋根塗装施工事例
横浜市青葉区 T様邸
★使用した塗料 水谷ペイント/水系ナノシリコン ロットオレンジ
横浜市中区 N様邸
★使用した塗料 水谷ペイント/水系ナノシリコン バイエルンブラウン
東京都府中市 S社様
★使用した塗料 日本ペイント/ファインパーフェクトベスト ライトグレー
施工手順
上記の横浜市中区 N様邸の施工写真に沿ってご紹介いたします!
1.高圧洗浄
2.下塗り
3.中塗り
4.上塗り
耐久年数は約10年~12年と言われており、環境などによって耐久年数は変わります。
まとめ
屋根塗装について少しは理解していただけたでしょうか。
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