こんにちは!株式会社翔工務店です!
クローズ外構というのは、日本で古くから用いられているスタイルのことを指します。
この記事を見ている方の中には、クローズ外構にしようか悩んでいる方がたくさんいるでしょう。
そこでこの記事では、クローズ外構とは一体何なのか、メリットやデメリットはあるのかということについて詳しく解説していきます。
目次
クローズ外構って一体何?
クローズ外構というのは、塀へフェンスで家の周りをぐるっと囲むスタイルのことを指します。
外部からの視線などをシャットアウトすることができるため、「クローズ外構」と呼ばれているのです。
クローズ外構は、
・人通りの多い道路に面した住宅
・窓の大きな住宅
などで良く用いられるスタイルとなっています。
クローズ外構のメリットは?
では次に、クローズ外構のメリットについて詳しく見ていきましょう。
人目を気にする必要がなくなる
クローズ外構にすることによって、外部からの視線をシャットアウトできます。
そのため、人目を気にする必要がなくなり、リラックスした状態で過ごせるようになるのです。
・庭で洗濯物を干したい
・庭で人目を気にせずにバーベキューがしたい
というような考えを持っている方に最適と言えるでしょう。
子どもの飛び出しリスクを軽減できる
塀やフェンスなどをほとんど設置しない、オープン外構も人気が高いのですが、住宅と道路との間に境界線がないため、小さい子どもやペットの飛び出しリスクが高くなります。
クローズ外構にすることによって、子どもの飛び出しリスクを軽減できるのです。
防犯対策になる
クローズ外構にすることで、防犯対策を強化できます。
というのも、オープン外構の場合は敷地内が丸見えになっていますので、不審者に、
「入りやすい」
という印象を与えてしまうことがあります。
しかし、クローズ外構にすることによって、
「何となく入りにくい」
というような心理効果を与えられるようになりますので、防犯対策に繋がっていくのです。
中には、
・鍵付きの門扉を採用する
・塀を高くする
というように、念には念を入れて防犯対策を行っている方もいます。
クローズ外構のデメリットは?
では次に、クローズ外構のデメリットについて詳しく見ていきましょう。
圧迫感に繋がってしまうこともある
クローズ外構は、塀やフェンスなどで家の周囲をぐるっと囲みます。
これにより、防犯対策やプライバシー保護に繋げやすくなるのですが、圧迫感に繋がってしまうこともあります。
閉鎖的な住宅になってしまうと、逆にリラックスできなくなる可能性が高いため、敷地が比較的狭い場合はフェンスなど隙間のあるものを取り入れた方が良いでしょう。
コストがかかる
クローズ外構は、オープン外構と比べてかなりコストがかかります。
オープン外構の場合は、一部分にフェンスや塀を設置するだけですが、クローズ外構の場合は周囲を取り囲むように塀やフェンスを設置しますので、どうしても材料費や工賃などがかさんでしまうのです。
マイホームを建てる方の中には、住宅の建設工事と同時に外構工事を行う方もいますが、住宅と外構は費用が別々でかかってきますので、予算とよく相談しておくことをおすすめします。
不審者が侵入すると外から見つけにくくなる
非常に稀なケースではありますが、クローズ外構にすると、不審者が侵入した場合に外から見つけにくくなります。
なぜなら、隠れる所が多いからです。
不審者が自宅に侵入する確率は比較的低いですが、0%というわけではありません。
クローズ外構にする場合は、
・防犯カメラ
・センサー付きライト
などを活用して、防犯対策をより強化していきましょう。
迷ったらセミクローズ外構がおすすめ?メリットは?
クローズ外構にするかオープン外構にするかで悩んでいる場合、セミクローズ外構も一度検討してみましょう。
セミクローズ外構というのは、オープン外構とクローズ外構の良いところ取りをしたスタイルのことです。
以下、セミクローズ外構のメリットについて詳しく解説していきます。
コストを抑えられる
セミクローズ外構というのは、敷地全体を塀やフェンスで囲むのではなく、一部分を隠すようなデザインとなります。
そのため、クローズ外構と比べるとコストを抑えやすく、
「住居を建てたばかりで費用を捻出できない」
という方にもおすすめです。
防犯性が向上する
先ほども解説したように、セミクローズ外構というのは、セミクローズ外構とオープン外構の良いところ取りをしています。
クローズ外構が持つ安全性と、オープン外構が持つ開放感を同時に得られるようになりますので、
「防犯性を高めながら、開放感も手に入れたい」
と考えている方に最適と言えるでしょう。
まとめ
塀やフェンスで住宅を取り囲むクローズ外構にすれば、プライバシー保護や安全性を強化できます。
一方、環境によっては閉鎖的な雰囲気になってしまうこともあり、本当の意味でリラックスできる住宅にならないケースもあるのです。
このような懸念点を持っている方は、クローズ外構とオープン外構の良いところ取りをした「セミクローズ外構」を取り入れてみると良いでしょう。
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