横浜市都筑区のマンション・アパートの修繕・改修は翔工務店にお任せください!
横浜市都筑区のマンション・アパート・ビルの大規模修繕に対応
横浜市都筑区でマンション・アパート・ビルの大規模修繕をご検討中のオーナー様、管理組合様、管理会社様へ。
翔(かける)工務店は、仮設足場の設置から下地補修、外壁塗装、タイル補修、シーリング、屋上・バルコニー防水、屋根工事まで自社一括管理・自社施工で対応する外装修繕会社です。都筑区でも、アパート・マンション・商業施設の大規模修繕や外装リフォームを数多く手がけています。
- 現地調査・お見積もりは完全無料(相見積もり大歓迎)
- 仮設足場から外装工事・屋根工事まで自社一括管理
- 斜面や高低差のある敷地も、現地を確認のうえ自社足場班が対応
- 部分修繕・雨漏りの応急処置のみのご相談も可能
- 費用の目安/マンションは1戸あたり75万〜150万円(国土交通省の令和3年度調査で約7割がこの範囲、最多は100万〜125万円。消費税・共通仮設費を除く金額)。木造アパートなら1棟200万〜400万円が目安です。
- 周期の目安/12〜15年。ただし決めるのは年数ではなく劣化状況です。
- 都筑区で特に効いてくるもの/鶴見川水系の低地での浸水の想定、小山と谷戸が入り組んだ地形の斜面・擁壁、港北ニュータウンで同じ時期に整備された街区の築年数と修繕時期の重なり、そして地区計画(10地区)・建築協定(9件)による色彩や手続きの確認です。
- 使えるお金/大規模修繕そのものへの補助金はありませんが、要件を満たせば固定資産税の2分の1減額(令和9年3月末までに完了した工事)、窓・断熱を含む場合の国の補助、公的融資が使える場合があります。
- 失敗しないコツ/最低3社の相見積もり。金額だけでなく数量・工法・材料まで並べて比べてください。
横浜市都筑区で対応できる大規模修繕工事
大規模修繕は「外壁塗装だけ」「防水だけ」ではなく、足場をかけている間に建物全体の劣化をまとめて直す工事です。翔工務店では下記の工事をすべて自社で対応できるため、工程の調整や責任の所在が明確です。
| 工事の種類 | 主な内容 |
|---|---|
| 仮設足場工事 | 自社保有の足場材で自社の足場班が設置。メッシュシート・養生・落下防止対策まで対応 |
| 下地補修工事 | クラック補修、モルタル・タイルの浮き注入、爆裂(鉄筋露出)補修、欠損部の樹脂モルタル補修 |
| 外壁塗装工事 | 高圧洗浄、下塗り〜上塗りの3回塗り、付帯部(鉄部・樋・水切り等)塗装。ラジカル制御型・フッ素・無機塗料に対応 |
| タイル補修工事 | 破損タイルの張り替え、目地補修、タイル面のクリヤー防水(セブンS等) |
| シーリング工事 | サッシ廻り・外壁目地の打ち替え、増し打ち |
| 防水工事 | 屋上・ルーフバルコニー・共用廊下・階段のウレタン防水、塩ビシート防水、長尺シート張り |
| 屋根工事 | 屋根塗装、カバー工法、葺き替え、棟板金交換。板金技能士が在籍し工場などの大型屋根も対応 |
| 鉄部・金物工事 | 鉄骨階段・手すり・PS扉のケレン塗装、笠木・水切りの交換 |
| ドレン・排水まわり | ルーフドレンの清掃・改修(改修用ドレンの挿入)、樋の詰まり解消。排水の詰まりは屋上の水たまりや雨漏りにつながるため、点検と清掃が大切な工事です |
| その他 | 雨樋交換、ドローンによる屋上・外壁調査、サーモグラフィーによる雨漏り調査、アスベスト含有建材の事前調査 |
建物診断から決める大規模修繕の工事範囲
上の工事をすべて行うとは限りません。どこまで工事するかは、建物診断の結果から決めます。翔工務店では無料の現地調査で下記を確認し、写真付きの劣化診断報告書にまとめたうえで、工事範囲をご提案します。
| 診断する部位 | 主な調査方法 | 診断結果で決まる工事範囲 |
|---|---|---|
| 外壁(塗装面) | 目視による確認、ひび割れの幅と塗膜の状態の確認 | ひび割れ補修の方法と数量、塗装の仕様(塗り替えか、既存塗膜を除去したうえでの塗装か) |
| 外壁(タイル面) | 打診調査。高所はドローンで確認 | 浮き注入・張り替えの範囲と概算数量、クリヤー防水が必要かどうか |
| シーリング | ひび割れ・痩せ・剥離・硬化の確認 | 打ち替えか増し打ちか、施工する目地の範囲 |
| 屋上・バルコニー・共用廊下 | 防水層の膨れ・破断、水たまり、ドレンの状態の確認 | 全面改修か部分補修か、工法(ウレタン防水・塩ビシート防水・長尺シート)、ドレン改修が必要かどうか |
| 雨漏り箇所 | サーモグラフィーカメラ、ドローンによる調査 | 原因箇所の特定と、優先して直す範囲 |
| 鉄部・屋根・付帯部 | サビ・腐食・浮き・割れの確認。海に近い建物は塩分によるサビの進み方も確認 | 塗装で済むか、部材交換やカバー工法が必要か |
| 敷地・周辺 | 斜面・擁壁・法面、樹木、搬入経路、駐車場の確認 | 足場の計画と仮設工事の範囲 |
横浜市都筑区の大規模修繕で翔工務店が選ばれる理由
弊社が都筑区の大規模修繕をお任せ頂ける理由は、「翔工務店が横浜市内に拠点がある」ことも一つですが、「大規模修繕工事において他社に真似できない弊社の取り組み」があり、多くのお客様にご好評を頂いております。
1.外装リフォームに特化した設備
翔工務店では大規模修繕で行う外壁塗装や防水工事等を低コスト・ハイクオリティにご提供できるように、下記の倉庫や資材置き場を整えております。資材置き場やショールームは横浜市を中心に5つの拠点を整えております。
足場材の自社保有
大規模修繕で必要となる仮設足場の足場材を自社で保有し、自社で足場を組むことが可能です。
足場工事を外注せずに自社の足場班で行うことにより、足場工事代のコストカットにつながり、迅速で柔軟なご対応が可能となります。
およそ、戸建て100棟分の足場材を保有しております!
自社大型倉庫にて資材の保管
外装リフォームに使用する塗料や下地補修材などを保管しています。一度に大量の資材を発注することにより材料を安く仕入れることができます!また、常に在庫が揃っていますので緊急時もスピーディーな対応が可能です!
自社での廃材の分別
大規模修繕では廃塗料や金属、木材など様々な廃材が発生します。翔工務店では廃材を自社で分別してリサイクルすることにより、廃材費のコストカットにつなげています。
外装リフォーム専用ショールーム

ショールームではお打合せはもちろんのこと、実際の外装材のサンプルや色味を確認することが可能です。外壁塗装のカラーシミュレーションや遮熱試験機による遮熱性の確認も可能です!
2.自社一括管理と自社施工でコストを削減
翔工務店の大きな強みの一つが自社管理と自社施工です。
お問い合わせから工事完了まですべて翔工務店が一貫体制で管理することで、コストを抑えて高品質な大規模修繕が可能となります。また、お見積もりから施工完了まで一人の担当者がご対応します。営業担当や施工管理担当など担当が変わらないため、スムーズなやりとりが可能です。
仮設足場設置から外壁塗装、下地補修、防水工事、タイル修繕まで完全自社施工でご対応が可能です!専門の知識と経験のある者が各工程の検査や実際の施工を行います!
3.各種許可取得・技能士の在籍
建設業の許可や産業廃棄物収集運搬の許可も取得しています!国家資格の板金技能士や塗装技能士も在籍しており、施工技術に関しても自信を持っております。工場などの大規模な屋根工事も対応可能です!石綿作業主任者や建築物石綿含有建材調査者の有資格者も在籍しておりますので、アスベスト含有屋根材の取り扱いや事前調査も可能です。
4.保証とアフターメンテナンス

大規模修繕工事には「塗装工事」「下地補修工事」「防水工事」など、ほとんどの工事に保証が付きます!
アフターメンテナンスは毎年可能で、毎年お知らせのDMをお送りしております。
5.柔軟で迅速な対応
弊社はアパート・マンションの様々なトラブルや状況に対応できるように設備を整えております。
高所で確認できない外壁や屋上もドローンを活用し対応可能です!雨漏り調査の際はサーモグラフィーカメラを使用した調査も可能で、雨漏りの原因特定に役立ちます!
お客様のご希望に沿って対応させていただきます。急な雨漏りの応急処置のみも承っております!緊急時やお急ぎのご依頼も迅速にお伺いします!
6.人材育成
弊社のスタッフは技能向上のために様々な模型を自作し、実践的な研修を行っております。現場により様々な加工や技術が必要なため、各スタッフが対応できるように定期的に技術向上教育を行っております。大規模修繕工事の各工程で注意すべき点や確認箇所の教育も行っております。
7.ご入居者様や近隣の方々への配慮

大規模修繕工事の際は、ご入居者様への通知や近隣の方々へのご挨拶廻り・ご説明はもちろんのこと、エントランス等に掲示板を設置し工程表やお知らせを掲示します!また、入場者のマナー教育を徹底し、ご入居者様や近隣の方へなるべくご迷惑をお掛けしないように配慮させて頂きます。
8.品質管理の徹底

各工程ごとに責任者による検査と細かい施工写真の撮影を行います。各工程の検査には膜厚検査機やチェックシートを用いて検査漏れの無いように対策しております。外壁塗装や防水工事の際は、規定の数量の塗料を使用しているか確認するために使用済み塗料缶の数量を確認したり、塗料を自社発注することで施工不良を未然に防ぎます。もちろん使用済み塗料も必ず撮影しご報告いたします。
9.外壁塗装のカラーシミュレーション
9-1 セルフカラーシミュレーション

弊社の作成するシミュレーションは、お客様の実際のアパートや建物の写真からシミュレーションが可能です!お客様のスマホやパソコンでもシミュレーションが可能です。シミュレーションをしてからツートンカラーやイメージチェンジをすることでオシャレな外観になり、入居率の増加等のお役に立てればと思います!もちろん実際の色の確認として、塗板を手配することも可能です。
※都筑区には地区計画や建築協定の区域があり、外壁の色彩や手続きに定めがある場合があります。カラーシミュレーションの画面があると、管理組合様の総会や自治会でのご説明がスムーズに進みます。
9-2 試し塗りで実際の色の確認!
実際に検討されている塗料のサンプルを発注して、お客様の外壁で試し塗り対応が可能です。試し塗りを行うことで、実際の色や艶が確認できます!
9-3 外装リフォームシミュレーション
アパートやマンションの下記の外装シミュレーションも可能です!
・外壁カラーシミュレーション(ツートンカラーも可能)
・金属サイディングを貼った場合のシミュレーション
・幕板やルーバーなどアクセント部材を使用した場合のシミュレーション
・屋根塗装や屋根葺き替え工事のシミュレーション
外装リフォームのシミュレーションで、イメージチェンジでの失敗のリスクを限りなく減らすことが可能です!アパートやマンションの外観をリフォームすることで、ご入居率の増加に役立てばと思います。
横浜市都筑区の大規模修繕の費用目安
大規模修繕の費用は、建物の規模・劣化状況・工事範囲・使用材料によって大きく変わります。まずは公的な統計による全国の相場、次に弊社の施工実績にもとづく規模別の目安、最後に工事ごとの単価例をご覧ください。
マンションの全国相場は1戸あたり75万〜150万円
国土交通省が818件の工事事例を集計した実態調査(令和3年度)によると、大規模修繕の工事金額は1戸あたり75万〜150万円に約7割が集中しており、最も多い価格帯は100万〜125万円です。横浜市も公式サイトで「1戸あたりおよそ100万〜130万円」と案内しています。なお、この調査の金額には消費税と共通仮設費が含まれていないため、現在の税込みの工事総額とは条件が異なります。
| 1戸あたりの工事金額 | 割合 | 1戸あたりの工事金額 | 割合 |
|---|---|---|---|
| 〜75万円 | 15.1% | 125万〜150万円 | 17.4% |
| 75万〜100万円 | 24.7% | 150万〜200万円 | 9.1% |
| 100万〜125万円 | 27.0%(最多) | 200万円超 | 2.8% |
出典:国土交通省「令和3年度 マンション大規模修繕工事に関する実態調査」(200社・818件)/横浜市「マンション大規模修繕費用相場と修繕積立金不足時の対処法」 ※金額は消費税相当額・共通仮設費を含みません。割合は端数処理・無回答分の関係で合計が100%になりません。
工事費の内訳(何にお金がかかっているのか)
| 区分 | 構成比 | 主な中身 |
|---|---|---|
| 建築系工事 | 60.3% | 外壁関係が約半分、防水関係が約3分の1。下地補修・タイル・塗装・防水 |
| 仮設工事 | 22.8% | 足場、メッシュシート、養生など(共通仮設費は含まない集計) |
| 諸経費 | 10.3% | 現場管理費・一般管理費・法定福利費等(9.5%)、大規模修繕瑕疵保険の保険料(0.8%) |
出典:国土交通省「令和3年度 マンション大規模修繕工事に関する実態調査」(2回目の大規模修繕工事の集計。全体の平均は建築系59.0%・仮設22.3%・諸経費9.9%)。※合計が100%にならないのは、設備系工事・外構・その他が含まれるためです。平均値であり、個別のお見積もりの適否を判断する基準ではありません。
建物規模別の費用目安(足場・下地補修・外壁塗装・防水・シーリング一式)
| 建物の種類・規模 | 費用目安 | 工期目安 |
|---|---|---|
| 木造アパート(2階建て・6〜10戸) | 200万〜400万円 | 3〜5週間 |
| 鉄骨・RCアパート(3階建て・10〜20戸) | 400万〜900万円 | 1〜2ヶ月 |
| 雑居ビル・小規模マンション(4〜5階建て) | 500万〜1,500万円 | 1.5〜3ヶ月 |
| 中規模マンション(30〜50戸) | 2,000万〜5,000万円 | 3〜5ヶ月 |
| 大規模マンション(100戸以上) | 1億円前後〜 | 6ヶ月〜 |
※上記は翔工務店の施工実績をもとにした概算で、屋根工事・鉄部工事・給排水管などの有無で変動します。マンションの場合、上記の全国統計(1戸あたり75万〜150万円)に戸数を掛けた金額も併せて目安にしてください。
仮設・下地補修・外壁・防水の費用内訳
大規模修繕の見積書は、大きく「仮設」「下地補修」「シーリング」「外壁塗装」「防水」「諸経費」に分かれます。総額を比べる前に、それぞれの項目が「何を・どれだけ・いくらで」計上されているかを確認してください。
| 項目 | 見積書で確認すること |
|---|---|
| 建物の前提条件 | 構造(木造・鉄骨・RC)、階数、戸数、外壁面積・防水面積。面積の根拠が図面なのか実測なのかも確認します |
| 共通仮設・足場 | 足場の面積と単価、メッシュシート・養生、仮設トイレなどの内容。国土交通省の令和3年度調査では、足場などの仮設工事が工事費の約2割を占めます(共通仮設費を除く集計) |
| 下地補修 | ひび割れ・浮き・爆裂など、補修方法ごとの数量と単価。足場を組むまで確定しない項目のため、概算数量か実数精算か、数量が増減したときの精算方法を確認します |
| シーリング | 打ち替えか増し打ちか、施工する長さ(m)、材料名 |
| 外壁塗装 | 塗装面積(㎡)、塗料のメーカー名・製品名・グレード、塗り回数、付帯部の範囲 |
| 防水 | 屋上・バルコニー・共用廊下など部位ごとの面積、工法、材料名、ドレン改修の有無 |
| 検査・報告 | 工程ごとの検査、施工写真、完了時の報告書と保証書が含まれているか |
| 諸経費 | 現場管理費・一般管理費・法定福利費などの内容と割合。国土交通省の令和3年度調査では平均で工事費の約1割ですが、建物の規模や条件で変わるため一律の基準ではありません |
| 税区分 | 金額が税込か税抜か。会社によって表示が異なるため、総額を比べる前に必ず揃えます |
修繕工事ごとの単価例
| 修繕方法 | 使用材料 | 費用 |
|---|---|---|
| タイル張り替え | 既存類似品タイル | 枚 / 2,000円〜4,000円 |
| タイル・モルタル浮き箇所の修繕 | エポキシ樹脂注入 | ㎡ / 3,000円〜5,000円 (度合いにより変動します) |
| タイル目地モルタル補修 | タイル目地用モルタル | ㎡ / 1,000円〜2,000円 (度合いにより変動します) |
| コンクリート爆裂箇所補修 | 鉄筋錆止め+樹脂モルタル | 箇所 / 1,000円〜2,000円 (度合いにより変動します) |
| クラック補修 | フィラー又はポリマーセメント | m / 100円〜2,500円 (度合いにより変動します) |
| 外壁塗装(3回塗り) | ラジカル制御シリコン塗料 | ㎡ / 2,500円〜3,500円 |
| 屋上ウレタン防水(通気緩衝工法) | 高強度ウレタン | ㎡ / 6,500円〜9,500円 |
| シーリング打ち替え | 変成シリコン | m / 900円〜1,500円 |
| 仮設足場 | 自社保有足場材(くさび式) | ㎡ / 700円〜1,000円 |
※費用や保証年数は形状・数量・下地の状態・材料の種類により異なります。詳しいお見積もりをご希望の場合はお気軽にお問い合わせください。お見積もりは完全無料です。
塗料と防水のグレードは「次の修繕までの年数」で選ぶ
「良い塗料=正解」ではありません。次の大規模修繕をいつやるかと、材料の耐用年数を合わせるのが、いちばんムダの出ない選び方です。
| グレード | 耐用年数の目安 | 向いているケース |
|---|---|---|
| シリコン/ラジカル制御型 | 10〜16年 | 12〜15年周期で回していく建物。費用と性能のバランスが良い選択です。耐用年数は製品により幅があるため、周期に合う製品仕様を選びます |
| フッ素 | 16〜20年 | 次の修繕を15年後以降に設定したい建物、足場代がかさむ高層・複雑形状の建物 |
| 無機 | 18〜22年 | 汚れの付着を抑えたい建物。日当たりの悪い面や、水回りの湿気で藻・コケが出やすい面にも有効です |
| ウレタン防水(屋上) | 8〜15年 | 形状が複雑な屋上、既存防水層を活かして改修したい場合。トップコートの塗り替えなど途中の点検・補修が前提です |
| 塩ビシート防水 | 20〜25年 | 面積が広くシンプルな形状の屋上。工期が短く済みます |
| アスファルト防水 | 15〜20年 | 長い周期で計画したい屋上。1回あたりの費用は上がります |
※耐用年数は一般的な目安で、日照・立地・下地の状態によって前後します。雨風や日射を強く受ける面では、洗浄で汚れを落としたうえで、耐候性の高い塗料や、鉄部のサビ止めを含めた仕様を選ぶと持ちが変わります。
修繕積立金の目安と、足りないときの選択肢
国土交通省のガイドラインでは、修繕積立金の目安を専有面積あたりの月額で示しています。機械式駐車場がある場合は別途加算が必要です。
| 建物の規模(地上20階未満) | 月額の目安(平均値) | 事例の3分の2が収まる幅 | 70㎡での換算 |
|---|---|---|---|
| 建築延床5,000㎡未満 | 335円/㎡ | 235〜430円/㎡ | 約16,500〜30,100円 |
| 5,000〜10,000㎡ | 252円/㎡ | 170〜320円/㎡ | 約11,900〜22,400円 |
| 10,000〜20,000㎡ | 271円/㎡ | 200〜330円/㎡ | 約14,000〜23,100円 |
| 20,000㎡以上 | 255円/㎡ | 190〜325円/㎡ | 約13,300〜22,750円 |
出典:国土交通省「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」(令和6年6月改定・PDF)/全国平均は1戸あたり月13,378円(令和5年度マンション総合調査)
令和5年度のマンション総合調査では、36.6%の管理組合が「計画に比べて修繕積立金が不足している」と回答しています。不足している場合の選択肢は、大きく4つです。
| 選択肢 | 考え方と注意点 |
|---|---|
| ①工事時期の調整 | 劣化診断のうえで、緊急性の低い工事を次回に送る。ただし先送りできる工事とできない工事の切り分けが必須で、防水とタイル剥落対策の先送りは結果的に高くつきます |
| ②工事範囲・仕様の見直し | 塗料グレードの見直し、全面改修から部分改修への変更など。工程を飛ばす「見せかけの減額」とは分けて考えてください |
| ③補助金・税制の活用 | 省エネ改修の補助金など(後述)。固定資産税の減額は各区分所有者の税額が下がる制度で、管理組合の修繕資金が直接増えるものではありません |
| ④積立金の増額・借入・一時金 | 修繕積立金の増額を総会で検討するほか、住宅金融支援機構のマンション共用部分リフォーム融資は担保不要。管理計画認定の取得などで金利が引き下げられます |
横浜市都筑区の大規模修繕で確認したい補助金・税制・融資
横浜市・神奈川県ともに、大規模修繕工事そのものを対象とした補助金は用意されていません。使えるのは大きく分けて次の4種類です。制度の対象可否・受付状況は年度途中でも変わりますので、契約・着工前に必ず弊社または各窓口へご確認ください。(2026年10月8日時点)
| 種類 | 内容 |
|---|---|
| ①調査・計画づくりへの補助 | 劣化診断や長期修繕計画の作成費用。大規模修繕の前段階で使えます |
| ②目的別の工事補助 | 省エネ(窓・断熱)、耐震、バリアフリー、アスベスト、EV充電など。大規模修繕に組み込んで使います |
| ③税制優遇 | マンション長寿命化促進税制による固定資産税の減額 |
| ④公的融資 | 住宅金融支援機構のマンション共用部分リフォーム融資 |
① マンション長寿命化促進税制(固定資産税の減額)
一定の要件を満たす分譲マンションで長寿命化に資する大規模修繕(外壁塗装等工事・床防水工事・屋根防水工事の3種類すべて)を行うと、翌年度の建物の固定資産税額が2分の1減額されます(1戸あたり100㎡相当分まで、都市計画税は対象外)。
| 主な要件 | 築20年以上・総戸数10戸以上/過去に外壁塗装等・床防水・屋根防水をそれぞれ1回以上実施済み/次のいずれかに該当:①管理計画認定マンションで、令和3年9月1日以降に修繕積立金の額(計画期間の平均額)を認定基準未満から基準以上に引き上げたもの ②市から助言・指導を受け、長期修繕計画等が基準に適合することとなった管理組合(助言・指導は希望すれば受けられるものではありません) |
|---|---|
| 工事の実施期限 | 令和5年4月1日〜令和9年(2027年)3月31日までに工事完了 |
| 申告 | 工事完了後3か月以内に、建物所在地の区役所(都筑区役所 税務課家屋担当)へ申告。建築士等が発行する大規模修繕工事証明書などが必要です |
| 注意点 | 減額は同じマンションで1回限り。管理計画認定を取得するだけでは対象にならず、修繕積立金の引上げなどの要件があります。長期修繕計画の見直しも必要なため、工事の1年以上前から準備をおすすめします |
② 横浜市のマンション管理支援(管理組合様はまずここから)
横浜市の支援制度は、そのほとんどが「横浜市マンション登録制度」への登録(無料)が前提になっています。まだ登録されていない管理組合様は、ここが入口です。
| 制度 | 内容 |
|---|---|
| マンション登録制度 | 無料。各種支援制度・アドバイザー派遣を利用するための前提となる登録です |
| マンション・アドバイザー派遣 | マンション管理士・建築士等を派遣。初回無料、2回目以降12,650円(税込)、原則6回まで。大規模修繕・長期修繕計画・省エネ改修の相談ができます |
| 長期修繕計画作成促進モデル事業 | 長期修繕計画が未作成、または作成から15年以上見直していない管理組合が対象。劣化調査診断と長期修繕計画の作成委託費の2分の1・上限20万円。※交付決定前の契約・着手は不可 |
| 同(省エネメニュー) | 断熱・窓改修・高効率設備などを盛り込んだ長期修繕計画づくりに、2分の1・上限20万円。管理計画認定の取得(または申請の総会決議)が要件です |
| マンション・バリアフリー化等支援事業 | 共用部・敷地の段差解消、スロープ、手すりの両側設置、滑りにくい床への改修に、工事費(税抜)の3分の1・30万円以内。※片側だけの手すりは対象外/工事契約前の申請が必須 |
| マンション耐震診断・耐震改修 | 昭和56年5月末以前に着工した建物などが対象。補助率は診断・設計・改修工事の別や建物の区分により異なり、限度額も規模によって決まります。※見積り取得前の事前相談が必要です |
| 吹付けアスベスト対策事業 | 分譲マンションは共用部分のみ・管理組合申請。含有調査は無料、除去等工事費の3分の2(上限300万円)。※令和8年度の実施状況は建築防災課へご確認ください |
| 集合住宅向けEV充電設備設置費補助金 | 管理組合等が対象。国・県補助を差し引いた残額の2分の1、普通充電設備は10万円/基(1集合住宅あたり最大5基)。令和8年度は2026年6月26日〜2027年2月12日(予算枠に達し次第終了) |
出典:横浜市「マンション管理組合 お悩み別支援・補助制度一覧」/長期修繕計画作成促進モデル事業/マンション・アドバイザー派遣/特定建築物等の耐震補助/ヨコハマ分譲マンションポータル
③ 管理計画認定制度(税制優遇・金利優遇の入口)
横浜市が認定する制度で、認定を受けると住宅金融支援機構の融資金利が年0.2%引き下げ、フラット35の金利優遇、そして長寿命化促進税制の要件のひとつを満たせます(認定だけで減税されるわけではありません)。主な基準は、年1回以上の総会開催、管理規約の整備、管理費と修繕積立金の区分経理、滞納額が全体の1割以内、そして「計画期間30年以上かつ大規模修繕工事が2回以上含まれる長期修繕計画を、7年以内に作成・見直ししていること」などです。
※手数料はシステム利用料10,000円+市の申請手数料3,900円ほか。申請から認定まで2〜3か月かかります。認定の有効期間は5年です。
④ 国の省エネ支援|住宅省エネ2026キャンペーン
2026年度の変更点2025年度の「子育てグリーン住宅支援事業」は廃止され、後継の「みらいエコ住宅2026事業」に改組されました。また、「長期優良住宅化リフォーム推進事業」は令和7年度で終了し、令和8年度は実施されません。古い情報のまま資金計画を立てないようご注意ください。
みらいエコ住宅2026事業
| 対象 | 戸建・共同住宅を問わず、原則、平成28年12月31日以前に新築された既存住宅のリフォーム。管理組合・管理組合法人も共同事業者になれます(=共用部の改修に使えます)。賃貸住宅も対象 |
|---|---|
| 必須工事 | 開口部の断熱改修・躯体(床・壁・天井)の断熱改修・エコ住宅設備の設置の組み合わせが必須 |
| 補助上限 | 築年数と到達する省エネ性能により1戸あたり40万〜100万円(平成3年以前の住宅で義務基準相当に到達する場合が100万円) |
| 期間 | 交付申請は、原則として工事完了後に登録事業者(工事施工業者)が行います(発注者が自ら申請することはできません)。交付申請の予約は遅くとも2026年11月16日まで、交付申請は遅くとも2026年12月31日まで(予算上限に達し次第終了) |
先進的窓リノベ2026事業
| 対象 | 既存住宅(戸建・集合住宅)の内窓設置・外窓交換・ガラス交換など、高断熱窓への改修。集合住宅は「低層」「中高層」に区分して補助単価が設定されています |
|---|---|
| 集合住宅の一括申請 | 2026年5月29日から「集合住宅の一括での交付申請(予約含む)」の受付が始まりました。申請手続きは登録事業者(窓リノベ事業者)が行い、管理組合が自ら申請することはできませんが、全戸分をまとめて申請できるため、大規模修繕に合わせた窓・玄関ドア改修と相性が良い制度です |
| 補助上限 | 住宅は1戸あたり100万円(2025年度の200万円から変更)。240㎡超の非住宅は1棟1,000万円 |
| 期間 | 2025年11月28日以降に着手した工事。交付申請は工事完了・引渡し後に行い、予約は遅くとも2026年11月16日まで、交付申請は遅くとも2026年12月31日まで(予算上限に達し次第終了) |
⑤ 神奈川県の補助金(2026年度の受付は終了)
| 既存住宅省エネ改修事業費補助金 | 県内で申請者が常時居住し、所有または区分所有する住宅(分譲マンションの専有部分)が対象。外気に接する窓(玄関ドア等含む)の改修が必須。補助対象経費の3分の1、または上限15万円の低い額。2026年度は、9月30日17時30分受付完了分をもって、申請額が予算額に達したため受付を締め切りました。交付決定の通知前に着手した工事は対象外で、施工業者による代行申請はできません |
|---|---|
| 住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金 | 県内の分譲共同住宅の管理組合も対象。太陽光7万円/kW、蓄電システム15万円/台。2026年度の第2期は受付開始日の9月7日に申請額が予算額に達し、申請が締め切られました。交付決定の日より前に着手した場合は対象外です。屋上防水と合わせた太陽光の設置を検討される場合に確認したい制度です |
※既存住宅省エネ改修事業費補助金は、賃貸アパートの共用部や、オーナー様が居住していない住戸は対象外です。
⑥ 融資制度(住宅金融支援機構 マンションすまい・る融資)
管理組合が大規模修繕の資金を借り入れる場合、住宅金融支援機構の「マンション共用部分リフォーム融資(マンションすまい・る融資)」が利用できます。
| 対象工事 | 大規模修繕、耐震改修、浸水対策、省エネ対策、バルコニー補修、昇降機・駐車場の安全対策、アスベスト対策、専門家による診断・調査設計費用まで |
|---|---|
| 担保 | 担保不要(マンション管理センター等が連帯保証) |
| 返済期間 | 原則1〜10年、特定工事の実施で1〜20年、管理計画認定を取得のうえ耐震・浸水・省エネ工事を行う場合は最長35年 |
| 金利引下げ | ①すまい・る債の保有 ②管理計画認定の取得 ③耐震・浸水・省エネ工事の実施で、それぞれ年0.2%(最大年0.6%)引き下げ |
| 主な要件 | 管理規約の整備、総会での決議、修繕積立金の滞納率が原則10%以内。申込は通年受付 |
火災保険が使えるケースと、使ってはいけないケース
台風・強風による屋上防水シートや笠木・フェンスの飛散、雹害、落雷など「偶然の事故」による損害は、火災保険の対象になる場合があります。劣化診断の際に、事故による損傷と経年劣化を切り分けて記録しておくことが大切です。
一方で、経年劣化そのものは対象外です。「保険金で自己負担なく修理できます」と勧誘する業者によるトラブルが全国で多発しており、国民生活センターも繰り返し注意を呼びかけています。虚偽の申請は保険金詐欺に問われます。申請の可否は、必ず管理組合様・オーナー様ご自身から保険会社・代理店に直接ご確認ください。翔工務店では、そのようなご案内は一切いたしません。
横浜市都筑区の建物事情と修繕のポイント
横浜市都筑区は、1994年(平成6年)11月6日に港北区・緑区の再編で誕生した、横浜市の中でも新しい区です。区域の約半分を港北ニュータウンが占め、主に住宅や商業・業務施設として使われています。地形は、鶴見川水系に沿った低地と、西の多摩丘陵、東の下末吉台地が連なり、小山と谷戸が入り組んでいます。計画的に整備された港北ニュータウンの街区、ニュータウン以外の既存の市街地、鶴見川沿いの低地と工業地という性格の違う場所が、同じ区の中に並んでいることが、都筑区の大規模修繕を考えるうえでの出発点です。
(令和8年1月1日)
18区中第7位
(令和8年1月1日)
18区中第12位
(令和8年1月1日)
18区中第11位
(令和7年9月30日)
18区中第1位
(建築協定は9件)
出典:都筑区統計要覧「統計で見るつづき」(令和7年度)/都筑区「都筑区の概況」/都筑区「歴史年表」/横浜市「地区計画(都筑区)」/横浜市「建築協定(都筑区)」
世代の構成も確認しておきます。都筑区の老年人口(65歳以上)の割合は19.8%で、18区のなかでは低いほうから2番目です(令和7年9月30日、住民基本台帳。横浜市全体は25.2%)。区の概況では、1世帯あたり人員数が18区中で最も多く、ファミリー世帯が多いとされています。これは区全体の傾向で、個々の建物の入居者様の状況を示すものではありません。
都筑区の建物は「4つの顔」に分かれます
都筑区の建物は、街づくりの歴史がそのまま場所ごとの特徴になっています。ご自身の建物がどの場所に当たるかで、次の大規模修繕で重くなる工事が変わります。なお、建替えや大規模改修の履歴は建物ごとに違うため、築年数は目安としてご覧ください。
| 街の成り立ち | 代表的な場所 | 開発から(2026年時点) | 次の修繕で重くなる工事 |
|---|---|---|---|
| 港北ニュータウンの中心部 センター北・センター南など |
地区計画「港北ニュータウンタウンセンター北地区」「同南地区」「同中央地区」「茅ケ崎近隣センター周辺地区」があります。建築協定「ブレイズスクエア・センター北」「ヴェレーナガーデンセンター南」もあります | 地下鉄の開通(1993年)から約33年/中央地区の区画整理の完了(2005年)から約21年 | 階数の高い建物では足場・高所作業の計画、屋上防水、外壁タイルとシーリングの状態確認が論点になります。店舗・テナントが入る建物は、近隣との調整も必要です |
| ニュータウンの住宅地・団地 茅ケ崎・仲町台・荏田東・荏田南など |
建築協定「港北ニュータウンつづき野」「薫風台」「夕月野」「せきれい台」「荏田東二丁目21-1・3地区」「荏田南2-2街区」などの住宅地 | 開発事業計画の発表(1965年)から約61年/区画整理事業の完了(1996年)から約30年 | 同じ時期に整備された街区は、修繕の時期が重なりやすい傾向があります。診断でシーリング・外壁塗装・屋上防水のどこを今回まとめるかを決め、団地では入居者様への周知と駐車場の段取りが工事の質を左右します |
| ニュータウン以外の既存の市街地 川和町・池辺町・川向町など |
地区計画「川和町駅周辺西地区」「都筑池辺町不動原地区」「都筑池辺町上藪根地区」「都筑川向町南耕地地区」「都筑関耕地地区」「都筑中川一丁目地区」があります | 物件ごとに異なります | 小山と谷戸が入り組んだ地形のため、斜面・擁壁・狭い道路での足場計画と搬入経路、色彩や手続きの確認が論点になります |
| 鶴見川沿いの低地と工業地 鶴見川水系に沿った低地 |
鶴見川沿いには市内有数の工業集積地域があります。建築協定「港北ニュータウン新吉田工場倉庫地区」があります | 物件ごとに異なります | 工場・倉庫など大型屋根の改修、鉄部のサビ、浸水が想定される敷地での1階まわりの防水と養生が論点になります |
出典:都筑区「歴史年表」(港北ニュータウン開発事業計画の発表1965年、地下鉄の新横浜~あざみ野間の開通1993年、都筑区の誕生1994年、港北ニュータウン土地区画整理事業の完了1996年、中央地区の完了2005年)/都筑区の概況/横浜市「地区計画(都筑区)」/横浜市「建築協定(都筑区)」
都筑区ならではの、建物を傷める4つの要因
大規模修繕の中身は、建物がどこにあるかで変わります。都筑区の建物を調査するときに、特に確認するのは次の4つです。区全体の傾向をもとにお話ししますが、実際の状態は建物ごとに違いますので、必ず現地で確認します。
① 鶴見川水系の低地と、浸水の想定
都筑区は、鶴見川水系に沿った低地を持つ区です。横浜市の浸水ハザードマップには都筑区版があり、洪水(想定最大規模・計画規模)と内水(1時間153mmの最大規模の雨を想定)が公開されています。区の防災ページには、洪水・内水のほか、土砂災害ハザードマップや液状化マップも掲載されています。浸水の想定は敷地ごとに違うため一律には言えません。1階まわり・地下・機械室の防水と設備まわりの状態を現地で確認し、必要な養生や補修を見積りに明記します。
② 小山と谷戸が入り組んだ地形
都筑区は、西の多摩丘陵と東の下末吉台地が連なり、小山と谷戸が入り組んだ地形です。港北ニュータウンの区域は元の地形より緩やかに造成されていますが、斜面・階段・擁壁のある敷地に建つ建物もあり、足場の基礎の取り方や資材の搬入経路が平地とは違います。建物本体だけでなく、擁壁・法面の状態が長期修繕計画に入っているかも確認しておきたい点です。
③ 同じ時期に整備された街区と、緑のネットワーク
港北ニュータウンは、1965年の開発事業計画の発表から1996年の区画整理事業の完了まで、計画的に整備されました。同じ時期に整備された街区の建物は、修繕の時期も重なりやすい傾向があります。また、ニュータウンには緑道・公園・保存緑地が結ばれた緑のネットワークがあり、緑道や公園に面した建物では、足場の設置や資材の搬入の際に、歩行者の動線と周辺の緑への配慮が必要です。
④ 地区計画・建築協定
都筑区には、地区計画が10地区、建築協定が9件あります。協定の名称は、港北ニュータウンつづき野、薫風台、夕月野、せきれい台、荏田東二丁目、荏田南2-2街区、新吉田工場倉庫地区、ブレイズスクエア・センター北、ヴェレーナガーデンセンター南などです。外壁の色彩や建物の用途に関する定めがある場合があり、内容は地区ごとに違いますので、ご自身の敷地にかかっているかを確認することが大切です。
出典:都筑区の概況/横浜市「浸水ハザードマップ(都筑区版)」・「浸水ハザードマップとは」/都筑区「防災の地図」/横浜市「建築協定(都筑区)」
工事を進めるうえで、都筑区で必ず論点になること
| 論点 | 都筑区での実情と、翔工務店の対応 |
|---|---|
| 地区計画・建築協定 | お建物の敷地に何がかかっているかで、手続きと外壁の色彩の考え方が変わることがあります。調査の段階で敷地の確認を行い、必要な手続きを工程に組み込んでご案内します。 |
| 資材の搬入と足場 | 谷戸や丘陵に沿った住宅地や団地では、斜面・階段状の敷地・狭い道路で大型車が入れない現場があります。自社の足場班が現地を見て、搬入ルートと足場の割付を計画します。見積り後の増額につながりやすい部分を、見積り段階で確認します。 |
| 工事中の駐車場 | 足場をかける面の車両は一時移動が必要です。団地や敷地内駐車場のある建物では、台数・配置・移動先の確保に時間がかかることがあります。着工の2〜3か月前から、近隣のコインパーキング・月極の空き状況を含めてご一緒に段取りします。 |
| 浸水の想定と1階まわり | 浸水ハザードマップ(都筑区版)で敷地に浸水の想定があるかを確認し、1階・地下・機械室、外部の配管や電気設備まわりの防水と養生の状態を現地調査で見ます。必要な範囲を見積りに明記します。 |
| 近隣への配慮 | タウンセンターの周辺、ニュータウンの住宅地・団地、緑道や公園に面した建物など、周辺の環境は建物ごとに大きく違います。高圧洗浄の飛散や塗料のにおいが近隣に届くことも多いため、挨拶廻り・工程表の掲示・作業時間の厳守を徹底しています。団地では自治会・管理組合を通じたご案内も行います。 |
| 入居者様へのお知らせ | 都筑区は年少人口(15歳未満)の割合が18区中第1位で、老年人口の割合は低いほうから2番目です(令和7年9月30日、住民基本台帳)。区全体の数字で、建物ごとに入居者様の構成や在宅の時間帯は異なりますので、お知らせの配布と掲示板の両方でご案内し、バルコニーの片付けのお願いや在宅確認は、事前にご都合を伺ったうえで進めます。 |
※翔工務店は横浜市内にショールーム・資材置き場を含む5つの拠点を構えており、センター北・センター南・仲町台・茅ケ崎・荏田・川和など都筑区全域のご相談に対応します。
大規模修繕が必要となる劣化症状と時期
一般的に大規模修繕は12〜15年周期が目安とされています。国土交通省の実態調査でも、実際の修繕周期は13年が最も多く、全体の約7割が12〜15年に収まっており、回数を重ねるほど周期は短くなる傾向です。とはいえ実際に判断するのは年数ではなく劣化状況ですので、下記のような症状が見られる場合は、早めの現地調査をおすすめします。
| 部位 | 放置すると危険な劣化サイン | 主な対処 |
|---|---|---|
| 外壁(塗装面) | チョーキング(手に白い粉が付く)、色あせ、幅0.3mm以上のクラック、塗膜の膨れ・剥がれ | 下地補修+外壁塗装 |
| 外壁(タイル面) | タイルの浮き・剥落、目地の欠け、白華(エフロ)、打診で浮き音がする | 浮き注入・張り替え・クリヤー防水 |
| シーリング | 目地のひび割れ、痩せ、剥離、硬化 | 打ち替え |
| 屋上・バルコニー | 防水層の膨れ・破断、水たまり、ドレン詰まり、下階への雨漏り | ウレタン防水・シート防水・ドレン改修 |
| 鉄部・鉄骨階段 | サビ、塗膜剥がれ、踏板の腐食 | ケレン+錆止め+塗装、部材交換 |
| 屋根 | 棟板金の浮き、スレートの割れ・反り、コケ、瓦のズレ | 屋根塗装・カバー工法・葺き替え |
| コンクリート | 爆裂(鉄筋が露出しサビ汁が出る)、ひび割れからの漏水 | 爆裂補修・樹脂モルタル充填 |
| 共用廊下・階段の床 | 長尺シートの浮き・剥がれ・端部の口開き、下地の露出 | 長尺シート張り替え・下地防水 |
部位ごとの修繕周期の目安(国土交通省ガイドライン)
| 部位・工事 | 周期の目安 | 部位・工事 | 周期の目安 |
|---|---|---|---|
| 外壁塗装(塗り替え) | 12〜15年 | シーリング打ち替え | 12〜15年 |
| 外壁塗装(既存除去+塗装) | 24〜30年 | 鉄部塗装 | 5〜7年 |
| 屋上防水(補修・修繕) | 12〜15年 | 給水管(更生/取替) | 19〜23年/30〜40年 |
| 屋上防水(撤去・新設) | 24〜30年 | 排水管(更生/取替) | 19〜23年/30〜40年 |
※上記はガイドラインの参考例で、一律の施工期限ではありません。実際の周期は建物の仕様・立地条件・劣化状況などに応じて設定します。
出典:国土交通省「長期修繕計画作成ガイドライン」(令和6年6月改定・PDF)/国土交通省「令和3年度 マンション大規模修繕工事に関する実態調査」
大規模修繕の施工事例
翔工務店が手がけた雑居ビルの外装修繕工事の事例です。雨漏りが数ヵ所から発生していた建物で、タイル外壁のクリヤー防水と屋上防水を組み合わせて改修しました。
雑居ビルの外装修繕工事(タイル外壁防水+屋上防水)
| 工事内容 | 破損タイル一部張り替え/付帯部塗装(配管・水切り)/屋上防水工事(ウレタン防水)/外壁タイル防水(セブンS)/サッシ廻りシーリング工事/外壁タイルモルタル目地補修/ツタ撤去 |
|---|---|
| 新規使用材料 | 外壁タイル:國代タイル/付帯部塗装:ラジカルシリコン塗料/屋上防水:高強度ウレタン(サラセーヌA)/外壁タイル防水:セブンS |
| 価格帯 | 400万〜410万円 |
| 工事期間 | 45日 |
| 所在地 | 非公開 |
| 工事までの経緯 | 外壁や屋上など数ヵ所からの雨漏りが発生していた為、外壁全体の防水をご提案させて頂きました。セブンSはタイル外壁用のクリヤー防水材で、費用はやや高めですが防水性が高い為、外壁数ヵ所から雨漏りが発生している場合におすすめの防水材です。 |
お客様の声
現地調査から工事完了までの流れ
お問い合わせから工事完了・アフターメンテナンスまで、一人の担当者が一貫してご対応します。管理組合様の場合、総会での決議が必要になりますので、着工を希望される時期の1年〜1年半前から動き出すと余裕を持って進められます。
- お問い合わせ(無料)お電話・フォーム・LINEからご連絡ください。他社のお見積もりをお持ちの場合は、そのご提示だけでも大丈夫です。
- 現地調査・建物診断(無料)外壁の打診調査、クラック・シーリング・防水層の確認、必要に応じてドローンやサーモグラフィーで屋上・高所・雨漏り箇所を調査します。都筑区の物件では、鉄部のサビ、敷地の浸水想定の有無、斜面・擁壁の状況、搬入経路・駐車場も併せて確認します。
- 調査報告書・お見積もりのご提出写真付きの劣化診断報告書と、工事項目ごとに数量・工法・材料を明記したお見積もりをお渡しします。複数プランのご提案も可能です。
- プラン決定・ご契約カラーシミュレーションや塗板・試し塗りで色味を確認。管理組合様の場合は総会向けの資料作成もお手伝いします。地区計画・建築協定がかかる区域では、手続きと色彩の考え方も併せてご説明します。
- ご入居者様・近隣へのご案内工事のお知らせ配布、近隣への挨拶廻り、エントランスへの掲示板設置(工程表・洗濯物情報)を行います。駐車場の一時移動が必要な場合は、この段階で調整します。
- 仮設足場設置〜各工事自社足場班が足場を設置し、高圧洗浄→下地補修→シーリング→外壁塗装・タイル補修→防水→鉄部・付帯部の順に施工。各工程ごとに責任者が検査し施工写真を撮影します。
- 完了検査・足場解体・お引き渡しお客様立ち会いのもと仕上がりを確認し、施工写真・使用塗料の報告書と保証書をお渡しします。
- アフターメンテナンス毎年ご案内のDMをお送りし、毎年点検が可能です。部分的なシーリング等の簡易補修は無償で対応しています。
入居者対応・追加工事承認・検査報告
工事そのものと同じくらい大切なのが、「いつ・何を・どの資料でご報告するか」です。翔工務店では、次の4つの場面で資料とご報告をお出しします。
| 場面 | お渡しするもの・行うこと |
|---|---|
| 着工前 建物診断 |
写真付きの劣化診断報告書をお渡しします。劣化箇所と、ご提案する工事範囲の根拠をまとめた資料です |
| 着工前〜工事中 入居者様・近隣へのご案内 |
工事のお知らせの配布、近隣への挨拶廻りを行い、エントランスの掲示板で工程表と洗濯物情報をご案内します |
| 工事中 追加工事の承認 |
足場を組んでから判明した劣化は、写真と数量・金額をご提示し、ご承認をいただいてから施工します |
| 工事中〜完了時 検査報告 |
各工程ごとに責任者が検査し、施工写真を撮影します。完了時はお客様立ち会いのもと仕上がりを確認し、施工写真・使用塗料の報告書と保証書をお渡しします |
※管理組合様の場合、追加工事をどなたが承認するか(理事長・修繕委員会など)と、承認が必要になる金額の目安を、ご契約の前に決めておくとスムーズです。
工事中の暮らしはどうなる?入居者様への影響
大規模修繕はお住まいになったまま進めるのが原則です。とはいえ、足場がかかっている間は生活に制限が出ます。事前にお知らせしておくだけでトラブルの大半は防げますので、翔工務店では工事前の説明と掲示を徹底しています。
| 影響すること | 実際どうなるか/弊社の対応 |
|---|---|
| 洗濯物 | 高圧洗浄・塗装・防水の日は外干しができません。「今日はどの面が作業か」を掲示板と各戸ポストでご案内し、干せる日をできるだけ確保します |
| 窓の開閉 | 洗浄日と塗装日のほか、養生・乾燥・防水作業などの工程でも窓を開けられない場合があります。工程ごとにご案内しますので、掲示とお知らせをご確認ください。連続で閉め切りにならないよう工程を組みます |
| バルコニー | 床防水や手すり塗装の際は、私物・植木・エアコン室外機まわりの一時的な移動をお願いします。時期は各戸ごとに事前にお知らせします |
| 音とにおい | 下地補修(斫り・ドリル)の時期がもっとも音が出ます。作業時間は原則8時〜17時、日曜・祝日は作業を控えるなどご要望に合わせます。塗料は低臭タイプの選定も可能です |
| 防犯・プライバシー | 足場は侵入経路になり得ます。メッシュシートで視線を遮り、夜間は足場の昇降階段に施錠・センサーライトを設置するなどの対策が可能です。入場者のマナー教育も徹底しています |
| 駐車場 | 足場をかける面の車両は一時移動が必要です。移動先の確保に時間がかかることがあるため、着工の2〜3か月前から移動先の確保を一緒に進めます |
| ペット・小さなお子様・在宅ワーク | 音に敏感なご事情は、事前にお知らせいただければ作業日の調整で配慮できる場合があります。遠慮なくお申し付けください |
| 賃貸中のお部屋 | オーナー様には、入居者様向けのお知らせ文面の作成もお手伝いします。工事による入居率への影響を心配される場合は、カラーシミュレーションでイメージチェンジを併せてご提案します |
大規模修繕業者の選び方と発注方式
横浜市都筑区を対応範囲とした大規模修繕業者は多く、どの業者を選ぶとよいのか迷われると思います。アパート・マンション・ビルの改修を依頼する際には、以下の4点を確認しましょう。
●大規模修繕の経験が豊富にあること
●保証やアフターメンテナンスの有無を確認すること
●複数の業者から相見積もりをとること(最低3社)
●自社管理か確認すること
大規模修繕の経験が豊富にあること
大規模修繕業者はホームページを持っていることが多く、外装リフォームの施工実績を掲載しています。修理内容を写真付きで詳しく解説していると、実際に依頼した際の参考にできるため安心感があります。
Googleや口コミサイトの評価を、大規模修繕業者を比較する際の参考にすることも効果的です!悪評が多い場合は注意が必要です。口コミが少ない場合は、施工実績や説明の内容、管理体制なども合わせて確認しましょう。
大規模修繕工事は施工自体ももちろんですが、ご入居者様や近隣住人の方々とのトラブルも発生しやすいため、掲示板等で工事の進捗状況の報告や洗濯物情報などを掲示し、トラブルを未然に防ぐ必要があります。翔工務店は外装工事を得意としているため、アパート・マンションの外装リフォームのご依頼も多く頂いております。
保証やアフターメンテナンスの有無を確認すること
大規模修繕会社を選ぶ際には、保証の有無を確認しましょう。工事後に万が一雨漏り等の不具合が発生した場合に、施工業者からの雨漏り保証があれば無償で修理してもらえるため安心です!保証期間を設けている会社は施工に自信を持っている証拠とも言えるため、業者選びの判断基準にもなります。
保証期間は業者や工事内容により異なりますが、1年から10年の設定が一般的です。応急処置や部分的な補修では雨漏り保証がつけられないことも多いです。保証とは別にアフターサービスを設けている業者もいるため、保証やアフターサービスがあるかを確認しましょう。
翔工務店では、アフターメンテナンスとして毎年DMをお送りし、毎年点検が可能です。部分的なシーリング等の簡易的な補修でしたら無償にて対応しております。
複数の業者から相見積もりをとること(最低3社)
大規模修繕を依頼する際は、複数の業者から見積もりをとりましょう。最低3社の見積もりを取得して、それぞれの会社の見積もりや報告書を見比べることが重要です!同じ工事内容でも業者により費用が異なったり、保証やアフターサービスが異なる場合があります。また、相見積もりをとると価格交渉も行いやすくなります。
お見積もりを見比べる際は費用だけではなく、「見積りの項目」「下地補修工事や外壁塗装の工法や材料」「工程の確認」など細かく見比べて判断しましょう!副資材のランクが低かったり工程を飛ばせばコストは下げられるため、費用だけで判断することは避けましょう。特に下地補修工事は外観から分かりにくいため、下地の不具合状況に対して適した補修方法かどうかもよく確認しましょう!
見積書のここを見てください(チェックリスト)
| 確認項目 | 見るべきポイント |
|---|---|
| 「一式」表記が多くないか | 数量と単価が明示されているか。「外壁補修 一式」では、比較も検証もできません |
| 数量が実測と合っているか | 図面や実測とかけ離れた数量が計上されていないか。水増しがもっとも起きやすい部分です |
| 諸経費の割合 | 現場管理費・一般管理費・法定福利費などの内容と割合。国交省の令和3年度調査では平均で工事費の約1割ですが(共通仮設費は含まない集計)、建物の規模や条件で変わるため一律の基準ではありません |
| 材料の名前が書いてあるか | 塗料・防水材のメーカー名・製品名・グレード・塗り回数まで記載があるか |
| 下地補修の数量の扱い | 足場を組むまで正確に測れない項目です。「概算数量」なのか「実数精算」なのか、増減時の取り決めが書かれているかが最重要です |
| 保証とアフター点検 | 工事ごとの保証年数、点検の頻度、無償対応の範囲 |
| 会社の裏付け | 建設業許可の業種、同規模・同構造の施工実績、有資格者の在籍 |
自社管理か確認すること
大規模修繕工事には「下地補修工事」「外壁塗装」「防水工事」「配管交換」など様々な工事があり、実際の劣化状態やお客様のご希望によりプラン内容は変わってきます。
大規模修繕工事を完全に下請けに丸投げしている業者では、知識や経験に乏しく、見当違いの箇所の修理や意味の無い工事を提案されてしまう場合もございます。調査してから下請け業者に依頼する場合は、時間やコストが余計にかかることもあります。知識や経験があり自社で管理することによって、コストを抑えた責任のある施工が可能となります。
また、下請けに丸投げしている業者では、施工中に万が一トラブルが発生した場合も対応が遅くなってしまうおそれがあることです。お客様と実際に打ち合わせていない会社が施工を管理することは避けるのが無難です。翔工務店は仮設足場設置から外壁塗装や防水工事まで自社施工で行い、知識と経験のある担当者が施工を管理します!
発注方式は3つ。どれを選ぶかで進め方が変わります
特に管理組合様の場合、「どの会社に頼むか」の前に「どういう頼み方をするか」を決める必要があります。主な発注方式は次の3つです。
| 方式 | 進め方 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 責任施工方式 | 施工会社が調査・設計・施工・管理まで一括で行う | 設計コンサルへの委託費が別途かからない(調査設計費が工事費に含まれる場合があります)/窓口が一本で管理組合の負担が小さい/責任の所在が明確/発注までの期間を短縮できる場合がある | 仕様が施工会社任せになりやすく、横並びの比較がしにくい/第三者チェックが働きにくく、価格・仕様・施工状況を管理組合側で検証する必要がある |
| 設計監理方式 | 設計事務所・コンサルが調査と設計を行い、施工は別会社が担当 | 同一条件で施工会社を比較できる/工事中の監理が独立している | コンサル費用が別途必要/利益相反・談合のリスクに注意が必要/期間が長期化しやすい |
| 管理会社元請方式 | 管理会社が元請となり、下請けが施工する | 日常管理との連携が容易/管理組合の手間が最小 | 中間マージンが乗って割高になりやすい/競争原理が働きにくい |
大規模修繕の談合・不適切コンサル問題と自衛策
2026年 最新大規模修繕の業界では、設計コンサルタントと施工会社が結び付いた不適切な受注が長く問題視されてきました。国土交通省は平成29年1月と令和5年4月に管理組合向けの注意喚起・通知を出しており、2026年9月28日には、公正取引委員会が、関東地区のマンション管理組合が設計コンサル業者に委託して発注する大規模修繕工事をめぐり、実数で38社に排除措置命令、37社に総額16億3,788万円の課徴金納付命令を行ったと発表しました(設計コンサル業者2社も排除措置命令の対象です)。
※公正取引委員会の発表(2026年9月28日)にもとづく内容です。
典型的な3つの手口
① ダミー見積もり
事前に受注する会社を決めておき、他社は形式的に高い金額の見積もりだけを出す「出来レース」。管理組合には「きちんと相見積もりを取った」ように見えます。
② 設計監理者との癒着
コンサルが極端に安い設計監理料で契約する一方、提携先の施工会社の高額な工事費からキックバックを受け取る形。安すぎる設計監理料は要注意のサインです。
③ バックマージン
契約額の一定割合をキックバックし、その分が経費として工事費に上乗せされる形。結果として管理組合が余分に支払うことになります。
出典:横浜市「マンション大規模修繕工事の談合とは?」/国土交通省「マンション大規模修繕工事の発注等の適正化について」(令和5年4月3日通知・PDF)
管理組合様ができる自衛策
- 複数の会社から、それぞれ独立した見積もりを取る
- マンション管理士・建築士など、中立の第三者に相談する
- 業者選定のプロセスを議事録に残し、透明性を確保する
- 設計監理料が不自然に安いコンサルには理由を確認する
- 契約書に、談合が発覚した場合の違約金条項を入れる
- コンサル1社に情報を集中させず、管理組合自身も仕様を検証する
横浜市の新制度大規模修繕工事の入札代行サービス
この問題を受けて、2025年10月、横浜市と横浜市住宅供給公社が「大規模修繕工事 入札代行サービス」を創設しました。設計と施工会社の選定を分離し、公社が第三者として条件付一般競争入札を代行する仕組みです。予定価格を公表せず、公共工事に準じた方法で行われます。
| 対象 | 横浜市内の分譲マンション。管理組合が申込主体で、設計業務が完了し工事監理の体制が確保されていること |
|---|---|
| 手数料 | 落札額の0.2〜1%(税別/規模が大きいほど低率)。入札が不調に終わった場合は無料 |
| 問い合わせ | 横浜市住宅供給公社 電話 045-451-7780(平日9:00〜17:00) |
出典:横浜市記者発表資料(2025年10月16日)/横浜市住宅供給公社
横浜市都筑区の大規模修繕 よくあるご質問
- 横浜市都筑区の大規模修繕の費用はどのくらいかかりますか?
- マンションの場合、国土交通省の令和3年度実態調査では1戸あたり75万〜150万円(消費税・共通仮設費を除く)に約7割が収まり、最も多いのは100万〜125万円です。横浜市も「1戸あたりおよそ100万〜130万円」と案内しています。弊社の施工実績では、木造2階建てアパートで200万〜400万円、3階建ての鉄骨・RCアパートで400万〜900万円、小規模マンションや雑居ビルで500万〜1,500万円が目安です。下地の劣化状況や防水・屋根工事の有無で変わりますので、無料の現地調査でお見積もりいたします。
- 大規模修繕は何年ごとに行うべきですか?
- 一般的には12〜15年周期が目安で、国土交通省の実態調査でも実際の周期は13年が最も多く、約7割が12〜15年に収まっています。ただし判断するのは年数ではなく劣化状況です。シーリングの劣化やタイルの浮き、防水層の破断が見られる場合は、周期を待たずに補修した方が結果的に費用を抑えられます。築年数の古い建物では、2回目・3回目以降の修繕でタイル補修や鉄部交換の比重が大きくなる傾向があります。
- 工事期間はどのくらいですか?入居者は住んだままで大丈夫ですか?
- アパートで3週間〜2ヶ月、小規模マンション・ビルで1.5〜3ヶ月、50戸以上のマンションで4〜6ヶ月程度が目安です。ご入居者様は住んだまま工事が可能です。足場がかかっている間は洗濯物の外干しや窓の開閉に制限が出ますので、工事前のお知らせ配布、掲示板での工程・洗濯物情報の案内、作業時間の厳守など、生活への影響を最小限にする配慮を徹底しています。
- 計画を始めてから工事完了まで、どのくらいの期間を見ておけばいいですか?
- 管理組合様の場合、修繕委員会の立ち上げ、建物診断、業者選定、総会決議までで1年〜1年半、そこから工事に3〜6ヶ月かかります。全体では2年前後を見ておくと余裕を持って進められます。補助金や税制優遇を使う場合は、管理計画認定の取得(申請から認定まで2〜3ヶ月)も逆算に入れてください。
- 横浜市都筑区で大規模修繕に使える補助金はありますか?
- 横浜市・神奈川県ともに、大規模修繕工事そのものへの補助金はありません。ただし、分譲マンションであれば、要件を満たす場合に「マンション長寿命化促進税制」による固定資産税の2分の1減額、劣化診断と長期修繕計画づくりへの横浜市の補助(2分の1・上限20万円)、共用部のバリアフリー化への補助(3分の1・上限30万円)が使えます。窓や断熱を含む工事であれば「先進的窓リノベ2026」「みらいエコ住宅2026」が対象になる可能性があります。申請の時期や申請者は制度ごとに異なりますので、契約・着工前に各制度の対象条件と申請手順をご確認ください。
- 大規模修繕で固定資産税が安くなると聞きましたが本当ですか?
- 要件を満たす場合は本当です。マンション長寿命化促進税制により、築20年以上・総戸数10戸以上などの要件を満たす分譲マンションが長寿命化に資する大規模修繕(外壁塗装等・床防水・屋根防水の3工事すべて)を行うと、翌年度の建物の固定資産税額が1戸100㎡相当分まで2分の1減額されます。対象は令和5年4月1日から令和9年(2027年)3月31日までに完了した工事で、完了から3か月以内に都筑区役所へ申告が必要です。管理計画認定マンションの場合は修繕積立金の引上げなどの要件もあり、準備に時間がかかりますので、工事の1年以上前から動くことをおすすめします。
- 2026年度から変わった補助金はありますか?
- あります。国の「子育てグリーン住宅支援事業」は廃止され、後継の「みらいエコ住宅2026事業」に改組されました。管理組合・管理組合法人も共同事業者になれるため、共用部の断熱改修に使えます。また「長期優良住宅化リフォーム推進事業」は令和7年度で終了し、令和8年度は実施されません。「先進的窓リノベ2026事業」では2026年5月29日から集合住宅の一括申請の受付が始まっています(申請手続きは登録事業者が行います)。古い情報のまま資金計画を立てないようご注意ください。
- 修繕積立金が足りない場合はどうすればいいですか?
- 選択肢は主に4つです。①劣化診断のうえで緊急性の低い工事を次回に送る、②工事範囲や仕様を見直す、③補助金などの支援制度を確認する、④修繕積立金の増額や住宅金融支援機構の融資を検討する、です。同機構のマンション共用部分リフォーム融資は担保不要で、管理計画認定の取得や省エネ・耐震工事の実施により金利が最大年0.6%引き下げられます。なお、防水とタイル剥落対策の先送りは結果的に高くつくことが多いため、切り分けの判断はご相談ください。
- 斜面や高低差のある敷地に建つ建物ですが、擁壁の上や傾斜地でも足場は組めますか?
- 組めます。都筑区は西の多摩丘陵と東の下末吉台地が連なり、小山と谷戸が入り組んだ地形で、港北ニュータウンの区域は元の地形より緩やかに造成されていますが、斜面・階段状の敷地に建つ建物もあります。翔工務店は足場材を自社保有し自社の足場班が組むため、現地を確認したうえで敷板の支持や割付を計画できます。現場を見てから追加費用が出やすい部分ですので、見積り段階で搬入経路まで確認しておくことが大切です。あわせて擁壁・法面の劣化も確認し、長期修繕計画に入っているかをご相談しています。
- 工事中、入居者の駐車場はどうなりますか?
- 足場をかける面の車両は一時的に移動が必要になります。団地や敷地内駐車場のある建物では、台数や配置によって移動先の確保に時間がかかることがあります。翔工務店では着工の2〜3か月前から、近隣のコインパーキングや月極駐車場の空き状況を含めてご一緒に調整します。
- 外壁の色は自由に決められますか?
- 建物の敷地にかかっている制度によって変わります。都筑区には地区計画が10地区、建築協定が9件あり、外観の色彩や用途に定めがある場合があります。内容は地区ごとに違います(色彩の定めがない協定もあります)。ご自身の敷地に何がかかっているかは、横浜市の地区計画や建築協定の窓口で確認できます。弊社でも調査時に併せてお調べし、カラーシミュレーションで完成イメージを共有して、管理組合様や近隣との合意形成をお手伝いします。
- 都筑区は海から離れていますが、外壁や鉄部の傷みで気をつけることはありますか?
- 都筑区は海に面していない内陸の区のため、潮風による塩害は主な論点にはなりにくい区です。一方で、鶴見川水系に沿った低地など、浸水が想定される敷地では、1階まわりや地下・機械室の防水、外部の配管や電気設備まわりの状態が気になります。浸水の想定は敷地ごとに違いますので、横浜市の浸水ハザードマップ(都筑区版)でご確認いただけます。外壁や鉄部の傷みは雨水・日射・年数でも進みますので、現地調査で鉄部のサビの進み方やシーリング、防水層の状態を確認し、必要な範囲をお見積りに明記します。
- 責任施工方式と設計監理方式、どちらを選ぶべきですか?
- 戸数が少ないほどコンサル費用の負担割合が重くなるため、戸数の少ない中小規模の建物では責任施工方式が合うケースが多いと考えています。設計監理方式は第三者が仕様を作るため施工会社を同じ条件で比較できる一方、コンサル費用が別途かかり、利益相反や談合のリスクにも注意が必要です。責任施工方式でも価格・仕様・施工状況の検証は欠かせません。翔工務店は責任施工方式でも、工事項目ごとに数量・工法・材料を明記したお見積もりをお出ししていますので、他社様と同じ土俵で比較していただけます。
- 大規模修繕の談合はどうやって見抜けますか?
- 典型的な手口は3つです。①事前に受注業者を決めておき他社は形式的に高い見積もりだけ出す「ダミー見積もり」、②コンサルが極端に安い設計監理料で契約し提携業者からキックバックを得る癒着、③契約額の一部をバックマージンとして工事費に上乗せする方法です。対策は、独立した相見積もりを取ること、中立の第三者に相談すること、選定プロセスを議事録に残すこと、契約書に違約金条項を入れることです。2025年10月には横浜市と横浜市住宅供給公社が「大規模修繕工事 入札代行サービス」を創設しています。
- 相見積もりは何社取ればいいですか?
- 最低3社をおすすめします。多すぎると比較しきれず、少なすぎると競争が働きません。大切なのは社数よりも「同じ土俵を作ってから比べること」です。共通の仕様書や数量表を作って同一条件で依頼し、「一式」表記を認めず内訳明細を必須にすると、金額差が範囲の違いなのか単価の違いなのかがはっきりします。
- 足場を自社で持っていると何が違うのですか?
- 大規模修繕の工事費のうち、仮設工事は約2割を占めます(国土交通省の令和3年度実態調査)。足場工事を外注しないため、この部分のコストを抑えやすく、工程の急な変更や追加工事にも自社の足場班が柔軟に対応できます。翔工務店は戸建て約100棟分の足場材を自社保有しており、斜面や高低差のある敷地でも現地に合わせて計画します。
- 相見積もりの途中ですが、見積書だけ見てもらえますか?
- もちろん可能です。他社様のお見積もりをお持ちいただければ、項目・数量・工法・材料が適切かどうかを無料で確認し、同条件でのお見積もりをお出しします。相見積もりは大歓迎です。
- 雨漏りの応急処置だけでも頼めますか?
- はい。大規模修繕の前段階として、雨漏りの応急処置や部分補修のみのご依頼も承っています。サーモグラフィーやドローンで原因箇所を特定し、必要最小限の補修をご提案します。
- アスベスト(石綿)を含む屋根材や外壁材でも対応できますか?
- 対応可能です。石綿作業主任者・建築物石綿含有建材調査者の有資格者が在籍しており、法令で義務付けられている事前調査から、アスベスト含有屋根材のカバー工法・撤去まで対応しています。吹付けアスベストがある場合は、横浜市の対策事業で含有調査が無料、除去等工事費の3分の2(上限300万円)の補助を受けられる可能性がありますので、あわせてご案内します。
- 大規模修繕をしないとどうなりますか?
- 外壁タイルの剥落による人身事故、鉄筋の腐食による構造劣化、雨漏り、資産価値の低下といったリスクがあります。さらに、建築基準法第12条の定期報告の対象となる建築物では、タイルやモルタル仕上げの外壁について、竣工や外壁改修から10年を超えた場合など一定の条件で全面打診等による調査が必要とされています。横浜市では共同住宅のみの建物は建築物の定期報告の対象用途に指定されていませんが、店舗等を含む複合建築物は個別の確認が必要です。法定調査の対象外でも定期的な点検と維持管理は欠かせませんので、判断に迷われる場合はご相談ください。
- アパート(10戸程度)の大規模修繕はいくらくらいですか?
- 木造2階建て6〜10戸で200万〜400万円、鉄骨・RCの3階建て10〜20戸で400万〜900万円が弊社の実績にもとづく目安です(足場・下地補修・外壁塗装・シーリング・防水一式)。アパートは10〜15年に1回の実施が一般的です。オーナー様の場合、修繕と同時にカラーシミュレーションで外観をイメージチェンジし、入居率の向上を狙われるケースが増えています。
横浜市都筑区で大規模修繕業者をお探しの方は翔(かける)工務店へ
弊社は横浜市都筑区でも、マンションやアパートの外壁リフォーム・大規模修繕を多く手掛けています。大規模修繕工事だけではなく、部分的な修繕や雨漏り補修工事も喜んでご対応します。「一度のリフォームで長く持たせたい」「なるべく費用を抑えたい」「室内が暑いから断熱性能を上げたい」など、具体的なご要望や今後の修繕計画に対し、最適な解決策をご提案します。
仮設足場工事から屋根工事、外壁塗装工事まで完全自社施工。他社と比べて費用・質・段取りの良さで負けない自信がありますので、相見積もり大歓迎です!
現地調査・お見積もり・カラーシミュレーションはすべて無料です
お問い合わせフォーム・お電話・LINEからお気軽にご相談ください。
他社様のお見積もりのご提示だけでも大丈夫です。
大規模修繕工事対応エリア
翔工務店では、神奈川県・東京都全域を対象にご依頼を承っております。
池辺町/牛久保/牛久保東/牛久保西/荏田南町/荏田東/荏田南/大熊町/大棚西/大丸/折本町/加賀原/川向町/川和台/川和町/北山田/佐江戸町/桜並木/新栄町/すみれが丘/高山/茅ケ崎中央/茅ケ崎東/茅ケ崎南/中川/中川中央/仲町台/長坂/早渕/東方町/東山田/平台/富士見が丘/南山田/見花山
・大規模修繕はいつ実施すべき?最適なタイミングと先延ばしのリスクを解説!
・大規模修繕を行うときは見積もりが必須!比較ポイントや注意点を紹介!
・マンションの大規模修繕でよくあるトラブル5選!原因と防止策を徹底解説!
・大規模修繕における防水工事とは?役割・劣化サイン・注意点を徹底解説!
・大規模修繕の費用が足りない・・・資金不足への対処法と今すぐできる準備を解説!
・大規模修繕で重要な下地補修とは?必要な理由・劣化サイン・工事の種類を徹底解説!
・大規模修繕におけるシーリング工事とは?役割・工法・失敗しないコツを紹介!
・大規模修繕で重要なタイル補修とは?劣化のサイン・工事の種類・費用相場を解説!
・大規模修繕で重要な外壁塗装とは?必要性・劣化のサイン・費用相場を徹底解説!
・横浜市都筑区の外装リフォームは翔工務店にお任せください!
・横浜市都筑区の屋根リフォームは翔工務店にお任せください!
・横浜市都筑区の外壁塗装は翔工務店にお任せください!
LINEでのご相談も大歓迎です◎
インスタグラムも随時更新しております◎ぜひフォローよろしくお願いいたします◎
株式会社翔工務店へ
株式会社翔工務店は平均年齢20代後半の若い会社ですが、技術はどこにも負けていません。
いちばんの強みは、足場工事、屋根工事、塗装工事とすべて自社で行えること。一般には分業されるこの業界にあって、一式で頼めるので管理に手間がかからず、コストも抑えることが出来ます。何より、トラブルがあればすぐにかけつけます!
自信をもって、宣言できます。私たちは、神奈川で一番若くて親切なリフォーム屋です!



