こんにちは!株式会社翔工務店です!
今回こちらの記事でご紹介するのは外構塗装についてです!
外構の汚れが目立ってきたり色が褪せてきたり、、などお困りなことはないでしょうか?
役立つ情報や外構塗装に使用する材料などもご紹介いたします!
外構(エクステリア)とは?
外構をエクステリアという言い方をする人もいると思います。
まず外構とエクステリアの意味からご説明いたします!
エクステリア
エクステリアとはインテリアの対になる言葉です。インテリアは家の中の空間に対する物 (机、椅子など)を指します。逆にエクステリアは家の外回りの空間や環境を指しています。
家の周りの印象などの意味を含んで使われる言葉になります。
外構
外構とは門やカーポート、フェンスといった家の外回りを構成する物指しています。
つまり家の外に置いてあるもの、各種整備されたものが外構になります。
外構はフェンスや塀そのものを言いますが、エクステリアは外構そのものの雰囲気や空間を意味していることになります!
外構塗装の種類
ブロック塀
街中でよく見かけるブロック塀は防火性や耐久性に優れています。
ですが地面に直接建っているので地面からの水分と、表面のざらざらとしている部分から雨水などが染み込みやすく水分の出入りが頻繁に行われます。
上から塗装をすると染みこんだ雨水などがブロックと塗装の間に入り込んでしまい塗装の部分が剥がれ落ちてしまうことがよくあります。
また、水分を含んでしまうとコケなどが発生しやすくなります。
ブロック塀の塗装耐用年数が3~5年と短い期間になります。
コンクリート塀
上記で述べたブロック塀に対してコンクリート塀はブロック塀のようにそこまで水を吸い込んだりしないため塗料の剥がれも起きづらくブロック塀よりは長持ちします。
長持ちと言っても塗料によって変わりますがだいたい10年ほどになります。
撥水剤だけだと大体5~7年ほどになります!
せっかく塗装をするなら少しでも長持ちさせたいですよね。
ブロック塀・コンクリート塀に向いている塗料を知っておくだけでも損はありません。
木部
木材には調湿機能(湿度が高いと湿気を取り込み、湿度が低いと湿気を吐き出します)によって腐食が起こりやすく、乾燥状態が続くと塗料のひび割れなどを起こします。
屋外の木部は屋内と比べて劣化が目立ち、傷み具合によって使用する塗料が変わってきます。そのため判断が難しいので一番適した塗料を選ぶのがポイントになります!
門扉(フェンスなど)
門扉は使用する材料によって、使う塗料も変わってきます。
よく目にする門扉やフェンスなどの鉄部分は錆などが出てしまうと一気にお家の雰囲気が古いような雰囲気を出してしまいます。
金属系サイディング材やトタンなど、雨水などで起こる錆を防ぐために鉄部の表面を塗料で保護しておきます。
錆が出る前に対処できる場合はすぐに対処しましょう!
塗料選びのポイント
塗料というのはいろんな種類のものがあります。素材に合った塗料を使用することで耐久性を上げることができるのです。そんな塗料選びのポイントをご紹介いたします。
ブロック塀・コンクリート塀
外構の塗料の劣化は上記でも説明したように地面からと表面からコンクリートに雨水が含まれてしまい塀と塗膜の間に水分や湿気が溜まります。
そのためその水分が外に出たがりその際に塗膜の腫れが起こり、剥がれに繋がるのです。
そこで使用したい塗料のポイントです!
・油性ではなく水性の塗料
・透湿性に優れているものを選ぶ
・ブロックやコンクリート塀に対応可能な塗料を選ぶ
・膨れや剝がれを防ぐため艶消し塗料を選ぶ
・下塗りに微弾性フィラーやサーフ系の下塗り材の使用はNG!!
弊社では塗膜が腫れないようインターナショナルペイントのヨウヘキコートを使用してます。
外構塗装で一番トラブルとなる膨れや剥がれを防止する塗料です!
IPヨウヘキコートは優れた密着性・耐水性・通湿性・耐候性・耐汚染性による擁壁・住宅基礎・ブロック塀などの美観を長期にわたり保ちます!
一般建築塗料において特に水分影響によりふくれ・剥がれが生じやすい擁壁、住宅基礎、ブロック塀などに最適なモルタル・コンクリート素地面専用塗料です!
下地調整(クラック補修・ケレン)をしっかりしてから下塗りにカチオンシーラーを使用します!
木部
木部の下塗り塗料は木部素材に対して密着性に優れているものを使用していきます!
木部はものによって風合いが違います。それに生かした着色防腐剤や艶消しの塗料などもあり、どのような用途でなど、相談のうえで決めることが多いです。
例えば防虫防腐仕上げであれば油性の塗料、仕上がり感で言えば水性の方がきれいに見えます。ですが水性はその分はがれやすくなります。下地処理をしっかり行う業者でない限りお勧めはできません。。
下塗りには木部専用の下塗りを必ず使用しましょう!
弊社の多いパターンは下塗りに木部用下塗りの「スズカファイン/ワイドウレタン木部用」を使用して中塗り上塗りに「ロックペイント/ユメロック」を使用します!
傷んだ木製の破風やフェンスは中塗り・上塗り塗料を吸ってしまいムラになってしまいますが、下塗りを入れることによって耐久性や仕上がりに差がでます!
門扉
まず鉄部には錆止め材を使用します。鉄部を塗装するときは錆止め材が必要不可欠です!
塗料は紫外線の影響を受けやすく、その分劣化が進行していきます。だからこそ紫外線に照らされる門扉(フェンスなど)の塗料は耐候性の高いものを選んだ方がいいでしょう。
叱りケレン(錆落とし)をしてから塗装することが重要です!
塗り替えのタイミング
ブロック塀・コンクリート塀
ブロック塀とコンクリート塀はまず色褪せから見え始めます。
そのあとはチョーキング現象(塗料に含まれる顔料が白い粉状になって浮き出てくる現象)や、塗料表面に細かいひび割れが起き始めます。
こういった劣化を放置してしまうとコンクリート自体が劣化していきます。
クラックを起こしたり欠けてしまう原因にもなります。
色褪せしてきたら注意しつつチョーキングを定期的に確かめておくのもいいかもしれません。
雨だれが気になる場合は笠木を取り付けることも効果的です!
チョーキング現象について詳しく説明した記事もございます。
合わせてご覧ください!
木部
木材は紫外線や雨などの影響を受けやすく、定期的なメンテナンスを先延ばしにしてしまうと木材自体を劣化させてしまいメンテナンスでは済まないという事態も少なくありません。
そうなると木材そのものを交換したり余計な費用が掛かってしまいます。
木材に色褪せや変色、コケなど発生した場合には塗り替えの目安になります。
門扉
紫外線による変色がおき始め、劣化が進んでいくとやがてチョーキング現象が起き始めます。
このまま放置し劣化が進んでいくと最終的には錆が発生します。錆が発生してしまうとその周りまでも錆に侵されてしまい削るしか方法がなくなってしまいます。
そうなる前にチョーキング現象が起き始めたら塗り替えのタイミングになります。
外構塗装工事で失敗しないためにやっておくこと
屋根の修理などと同じで、外構も一度工事してしまうとなかなかやり直すというのは難しい場合もあります。外構というのは家の印象で一番最初に目にする部分です。
そして一番は一度工事すると何年、何十年も目にする部分になります。
そうなると絶対に失敗はしたくありませんよね。
そうならないためにも知っておくべきポイントをご紹介いたします!
1.外構工事の依頼はまず実績があるかを確認する
どの業者にも、得手不得手があります。
工事内容にあった業者を選ぶことをおすすめしております。
ほとんどの業者は、自社のHPで過去の実績を掲載しているケースが多いため、依頼をする前にHPを確認して、どのような工事に強い業者なのかということを確認しておきましょう。
経験に勝る知識なしですね!
2.カラー選びについて
外構の塗装と言えば色合いが気になるところです。頭の中で考えている色と言葉にして伝える色では業者とお客様の間に多少のずれが生じる場合があります。
そうならないためにも弊社ではご希望のお客様にカラーシュミレーションというものを提案しております!
外壁塗装はセンスが試される?!後悔しない塗装色の選び方とは?翔工務店が解説いたします!
ですが徹底していても日向で見る色合いと日陰で見る色合いはやはり違ってくるのでそこは業者にしっかりと確認しましょう!
3.施工の手順の把握
塗装というのは一回で終わりというわけにもいきません。
基本的に高圧洗浄や下地処理から始め、養生、下塗り、中塗り、上塗りという手順を踏んで塗っていきます。施工の手順を知らずにいると悪徳業者の見分けもつかなくなってしまいます。
手順を知っているだけで業者の手抜きも見極められるようになりますので
施工手順を弊社の施工実績の写真と共にご紹介いたします!
外構塗装の施行順
まずは外構塗装の基本的な作業の流れをご紹介いたします!
1.高圧洗浄
外構の外壁の高圧洗浄により、汚れとコケをしっかり落とします!
2.木部の下地処理
まずは木部の下地処理からしていきます。研磨して表面を滑らかにしていきます。表面が凸凹だと仕上がりがきれいになりません!
3.下塗り
4.中塗り
5.上塗り
6.各部養生
7.外構笠木塗装
8.下塗り
9.中塗り
10.上塗り
外構塗装工事 完工
まとめ
いかがでしたでしょうか?外構塗装をお考えでしたらまずは業者に実績があるかを確認し、ホームページが充実しているかも見ておくといいかもしれないですね!
弊社では外構塗装も力を入れて行なっております!塗料選びもお任せください!
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