こんにちは!株式会社翔工務店です!
横浜市の外装リフォーム専門店の翔工務店です!こちらのページでは屋根リフォームの見積りをとる際に重要なポイントや比較ポイントをご説明させて頂きます!
屋根リフォーム工事で最も重要なことを結論から申し上げますと
3社以上の相見積もりを必ず取ることです。
相見積もりを取る際にもちろん費用が安いことに越したことはありませんが、見積りの費用のみで業者を決めてしまうことも危険となります。
部分的な屋根修理工事を除いた屋根リフォーム工事とは、主に下記の3種類に分けられます。
・屋根カバー工法工事(屋根重ね葺き工事)
・屋根葺き替え工事(屋根の張り替え)
・屋根塗装工事
上記工事は屋根全体のリフォーム工事となる為、数十万~数百万円の工事となります。
屋根リフォーム工事で後悔が残らないように慎重に検討する必要があります。
安心して屋根リフォームを依頼するためには、信頼できる業者を見極めることが大切です。
信頼できる業者を見極めるためには、気になっている業者から見積もりを取り、その見積もり書をもとに検討していかなければなりません。
とはいえ、屋根リフォーム工事の依頼が初めての方の中には、
という疑問を抱えてしまっている方もたくさんいるでしょう。
そこでこの記事では、
屋根リフォームの工事内容の決め方や、
実際に行う屋根リフォームのお見積もり書の比較するポイントや重要な項目
について各屋根リフォーム工事ごとに詳しく解説していきます!
目次
見積りの際に知っておくべき6つのポイント
屋根リフォームの見積りの際に知っておくべき点は、大きく分けて以下の6つになります。
1. 相見積もりを取り、他社と比較する
2. 見積書の内容が他業者と違いすぎていないか確認する
3. 材料の種類など内訳の記載があるか細かく確認する
4. 保険や補助金が使えるか確認する
5. ライフプランにあった工事内容なのか確認する
6. 保証やアフターサポートの内容を確認する
それぞれのポイントを詳しく解説していきます!!
1.必ず相見積りをとり他社と比較する
先程も申し上げましたが屋根リフォーム工事で最も重要なことは相見積もりです。
相見積もりとは、複数の業者に見積りを依頼して比較する手法です。
日本にはたくさんの業者がおり、その業者ごとに同じ工事内容でも施工方法が違ったり使用している材料が異なるからです。
ですので、依頼する業者によって費用感が大きく異なります。
依頼内容が同じでも、1社だけの見積りで決めてしまうと、相場より高額な請求をされても気が付きません。
複数社を比較することで適切な工事内容や価格帯がわかるでしょう。
相見積もりを取らずにそのまま依頼してしまうと、
「もっと安い業者があったかも・・・」
「言われていた耐久年数よりも前に雨漏りした・・・」
というように、後悔する可能性が高くなるので全てのお客様に翔工務店では相見積もりをおすすめしております。
中には相見積もりを極端に嫌がったり、契約を急かすような営業をかけてくる業者もいます。
決して焦って契約せずに相見積もりを取りましょう!
2.見積書の内容が他社と違いすぎていないか確認する
相見積りをした際に、他社と内容が違いすぎないかをチェックすることも重要です。
施工面積が極端に大きかったり、金額が高すぎたりすることも珍しくありません。
金額や工事内容に差がありすぎるのがいけないわけではありませんが、なぜ他社と違うのか明確な理由を業者に確認しておきましょう。
3.材料など内訳の記載があるか確認する
屋根リフォームの見積もりを業者から受け取った際に内訳が記載されているかどうかをしっかりと確認しましょう。
中には、「一式」という表記のみを記載する業者もありますが、これでは何にどれくらいのお金がかかっているのかわかりません。
もっと言えば、業者が自由に金額を調整できてしまうため、金額を上乗せされる可能性が高くなるのです。
何にどれくらいのお金がかかっているのかを記載している業者をおすすめします。
金額が明確にしている業者のほうが、依頼する側も安心して任せられるでしょう。
4.保険や補助金が使えるか確認する
屋根工事の費用を安くするために火災保険や補助金が使えるかを業者に確認しておきましょう。
例を挙げると、台風や強風によって破損した屋根であれば火災保険で修理費の一部または全額が保険で賄える可能性があります。
また、遮熱塗料を使用した屋根塗装や耐震性能の向上を目的とした屋根葺き替え工事は自治体により補助金の対象となる可能性があります。
火災保険や補助金を利用するには別の手続きが必要になります。
過去の屋根工事で火災保険や補助金を利用したことがある業者であれば、安心して任せられるでしょう。
5.ライフプランに合わせた屋根リフォーム内容か?
工事を検討する際に、
「ライフプランや要望に沿った屋根リフォームなのか?」を確認する必要があります。
「10年で家を取り壊す予定や引っ越しの予定がある」
「2階が暑くて屋根リフォームを検討している」
「雨漏りがきっかけで屋根リフォームを検討している」
など上記のようなきっかけやお困りごとで屋根リフォームを検討しているかと思います。
例えば、10年でお引越しや取り壊しが決まっている場合に「屋根カバー工法」や「屋根葺き替え工事」などで耐久年数が40年以上の高耐久な屋根材を使用することは、お金の無駄となってしまいます。
耐久年数を下げてコストの低い屋根材を使用するか、屋根塗装も選択肢の一つとして検討する必要があります。
同じく、暑さで遮熱性や断熱性の向上を目的とした屋根リフォームで通常の屋根塗装や断熱性の低い屋根材での葺き替えやカバー工法をしても本来の目的が果たされず工事が無駄となってしまいます。
また、屋根リフォームの中で屋根塗装をご検討しているお客様に最も注意して頂きたいことが、「現状の建物に使用されている屋根材の種類」です。
屋根塗装をする際に、既存の屋根材がスレート(コロニアル)屋根の場合は、塗装NGの屋根材がありますので、既存の屋根材の種類を確かめる必要があります。
「コロニアルNEO」や「パミール」等の塗装NGの屋根材は塗装してしまうと工事費用が無駄となってしまいます。
現状でも平気で塗装NGの屋根材に塗装工事を提案してくる業者も多数存在しますので注意が必要です。
塗装NGの屋根材に対しては「屋根カバー工法」や「屋根葺き替え」などの適切な屋根リフォームを行いましょう!
6.保証やアフターサポートの内容を確認する
施工内容によっては、工事がお客様の思い通りにならない可能性もゼロではありません。万が一、トラブルが発生した場合に備えて、事前に保証やアフターサポートについて説明してくれる業者がおすすめです。
保証内容に関しましても、保証期間だけではなく「雨漏り保証」や「屋根材や役物の外れ」などどこまで保証されるかよく確認することが重要となります。
保証期間がどれくらいなのか?アフターサポートはどういったものがあるか?などをお見積もりの時点で確認してみましょう。
カバー工法や葺き替え工事の際は、「メーカー保証書」も必ず発行してもらいましょう!
屋根リフォームのお見積もり手順
屋根リフォームの見積りを依頼する手順を詳しく解説していきます。
具体的には以下のような手順で行います。
1. 業者を探す
2. 見積りを依頼する
3. 現地調査をしてもらう
4. 見積書を比較する
基本的には無料で対応してくれる業者がほとんどですが、費用がかかるかどうか念のため確認しておくと安心です!
では次に、屋根工事を行う際のお見積もりについて詳しく解説していきます。
1.業者を調べる
現在だとインターネットや看板などに情報を掲載している業者がほとんどですので、そちらで調べます。
また、業者を探す際には、相見積りを行い、複数の業者を探しましょう。
前段で記載した6つのポイントを意識して対応すると失敗する可能性が低くなります。
インターネットの場合、複数の業者を同時にチェックできる見積り比較サイトなどがありますが、100%の確率でサイトの手数料がお見積もりに上乗せされますので注意が必要です。
その他の場合、バスや電車、駅などの公共機関に広告を打っていたり、ご自宅にチラシの投函があったりします。気になった場合には、1度連絡してみても良いでしょう。
とはいえ、数ある業者の中から数社に絞ることも大変で困難かと思います。
そこでGoogle等の口コミをよく読んで参考にし、高評価の会社に絞って問い合わせをすることが一番確実な方法かと思います。
2.見積りを依頼する
屋根工事の見積もりから優良業者を絞り込むためには、最低でも3社に依頼することが大切です。
1社~2社では、内容の比較が難しくなりますので、優良業者を見つけられない可能性が高くなります。3社以上から見積もりを取ることによって、価格やサービス内容、対応の良さなどを比較できるため、自分に合った優良業者を見つけやすくなります。
また、相見積りをする際は、同じ工事条件で見積りを作ってもらうようにしましょう。
条件を変えてしまうと比較をする際に、違いが多すぎて費用や工事内容の比較がわかりづらくなってしまいます。
3.現地調査をしてもらう
見積もりの依頼をかけたら、業者に現地調査をしてもらいます。
自宅に業者が来るので、工事に関してきになる部分はその際に質問しましょう。
特に聞いておきたい質問の例としては、
● 要望や今後のライフプランを伝える
● 工事は自社施工なのか
●資材の置き場、足場の配置などはどこなのか
●希望の屋根材や塗料があれば伝える
●カバー工法や葺き替え工事の場合は、屋根材だけでなく「留め具」「棟下地(貫板)」「シーリング材」「ルーフィングシート」等の屋根材以外の材料も何を使用するの確認する。
また、現地調査の際に屋根の実寸をせずに平面図や立面図のみからお見積もりをとる会社にも注意が必要です。
屋根の形にもよりますが、平面図や立面図から正確な数量を拾うことは難しく、実寸で棟や役物の長さを測ることがやはり正確です。
また、既存の屋根材を確認することにより、より最適な材料や工事内容をご提案できます。
4.見積書を比較する
複数の業者に見積り書をもらったら、各社の見積書を比較してください。
特に気を付ける点は以下の3つです。
1. 商品名、メーカー名が記載されているか確認する
2. 面積や単価が記載されているか確認する
3. 工程、仕様が記載されているか確認する
具体的に、気を付けるポイントを解説していきます。
1.商品名、メーカー名が記載されているか確認する
屋根工事で使う塗料や材料名、メーカー名など詳しい内容が記載されているか確認しましょう。
わかりづらい部分などはしっかり業者に確認しましょう。
2.面積や単価が記載されているか確認する
工事面積が「一式」と省略されていないか必ず確認しましょう。
面積が細かく記載されている業者ほど正確な調査をしている可能性が高く、信頼できるでしょう。
見積書の面積の大半が「一式」と表記されている場合は、注意してください。
3.工程、仕様が記載されているか確認する
「足場の組み立て」や「下地処理」など、細かい工程が記載されているかも確認しましょう。
適切な工程を記載していれば、最低でも10以上の項目があるはずです。
「塗装工事一式」や「屋根工事一式」といったように工程をひとまとめにしている場合や屋根カバー工事や屋根葺き替え工事の貫板やルーフィングシートの商品名が記載されていない場合は詳細がわからないため注意が必要です。
各屋根リフォームごとの見積り比較ポイント
最後に、代表的な下記3種類の屋根リフォーム工事の必ず確認すべき見積書の項目について紹介していきます!
これからご説明させて頂く項目が見積りに含まれていない場合は、工事に含まれているのか業者に確認することをオススメ致します!
①屋根塗装
②屋根カバー工事
③屋根葺き替え工事
上記3種類の屋根リフォーム工事の見積書内で必ず確認すべき項目をご説明させて頂きます!
全ての工事に仮設足場設置(メッシュシート含む)は必須項目となりますので、以降省略します!
1.屋根塗装の見積り項目の比較ポイント
まず、屋根塗装工事で重要な項目を細かく工程ごとにご説明させて頂きます!
1.高圧洗浄
屋根全体を高圧洗浄します。汚れが酷い場合はバイオ洗浄がオススメとなります。
2.養生
外壁際など屋根塗装で汚してしまいそうな箇所を養生します。
3.下地調整
屋根のクラックの補修など、洗浄で落とし切れなかった旧塗膜や汚れをケレンします。
板金部分のサビもケレンして落とします。
4.鉄部錆止め
板金や雪止め等の鉄部に錆止めを塗布します。
こちらの項目が無い場合は、錆止めを塗布しない場合が多いので板金箇所から数年で錆が発生してしまう可能性が高いので注意が必要です。
5.下塗り
下塗りにも種類がありまして、既存の屋根材や状態に適した下塗り材を選ぶ必要があります。
例えば金属屋根には下塗りかプライマーなどを使用する必要があります。
既存屋根材がスレート屋根で水性塗料が塗装されている場合、専用の下塗りを使用せずに新規塗料で溶剤系の塗料を使用すると塗膜が縮むトラブルが発生してしまいます。
トラブルを防ぐためにも、塗膜を長持ちさせる為にも基材や状態に合わせた下塗り材を使用する必要があります。
必ず基材の状態を理解してから専用の下塗りが使用されているか確認しましょう!
6.タスペーサー取付(縁切り材)
こちらはスレート屋根にのみ必要な項目となります。
スレート屋根は屋根材の重なり目から雨水や湿気を逃がす仕組みになっています。
屋根塗装をすることで屋根材の重なり目が塗料で埋まってしまうと、通気性が悪くなってしまい、下地の腐食やかえって屋根材を傷めてしまいます。
そこで、下塗り後にタスペーサーを取付ることで屋根材の重なり目の隙間を確保してくれます。
タスペーサー取付は基本的に1枚のスレートに対して2枚取付る必要がありまして、取付位置も決まっています。
ただし、4mm以上屋根材が反ってしまっている屋根材にはタスペーサー取付は不可となります。
見積り項目にタスペーサーの項目が無い場合は、理由を確認しましょう!
また、「タスペーサー取付」のみで枚数が記載されていない場合は規定の枚数で施工するのかどうかも確認が必要です。
7.中塗り、上塗り
基本的に屋根塗装は下塗り含めて、中塗り上塗りと3回塗りとなります。
こちらの項目はどの業者も含めていることが多いですが、記載が無い場合は確認しましょう!
中塗り上塗り塗料には、それぞれ耐久年数の違いや遮熱性などの特徴の違いもありますので、金額だけで決めずどの塗料が一番ニーズにあった塗料か慎重に決めることをオススメ致します。
貫板交換
こちらは屋根塗装の工程に関係ありませんが、スレート屋根を塗装する場合に築年数が10年以上経過している場合は棟板金を一部脱着するなどして、貫板の状態の確認をすることをオススメ致します。
既存の貫板が杉製の場合は耐久年数が10年~15年の為、一緒に交換することで単体で貫板交換工事をするよりも費用が抑えられます。
見積りだけでもだしてもらい検討してみましょう!
貫板にも「木製」・「樹脂製」など種類がありまして耐久年数に違いがある為、
「新規貫板にはどんな物を使用するのか?」
「棟板金の留め具は釘か?ビスか?」
等もよく確認しましょう!
2.屋根カバー工法(重ね葺き工事)の見積り項目の比較ポイント
屋根カバー工法は、既存のスレート屋根を解体撤去せずに新しい屋根材を重ねて施工する工法となります。
屋根カバー工法で重要な工程と項目をご説明させて頂きます!
1.既存棟解体・雪止め解体
既存の棟板金、貫板、雪止めなどのカバー工法の邪魔になってしまう箇所を解体します。
2.下葺き施工(ルーフィングシート)
既存の屋根に防水シートを貼る項目となります。
こちらの項目が注意して比較すべき項目となります!
結論から申し上げますと、確認することは2点となりまして、
「屋根本体の耐久年数とルーフィングシートの耐久年数が釣り合っているか?」
「既存の屋根に適したルーフィングシートか?」
の2点となります!
例えば、屋根材本体がスーパーガルテクト(耐久年数約35年)の場合で通常のアスファルトルーフィング(耐久年数約10年)を使用してしまうと屋根材本体とルーフィングシートに耐久年数の差が大きく出てしまいます。
せっかく高耐久の屋根材を使用しても期待耐久年数前に雨漏りが発生してしまう場合がありますので、注意が必要です。
既存の屋根に適したルーフィングシートとは、例えば既存の屋根材が「コロニアルNEO」や「パミール」などの脆弱スレートの場合は、「田島ルーフィング/タディスセルフカバー」などのカバー工法専用の粘着ルーフィングシートを使用する必要があります。
なので、現地調査時の既存の屋根材の判別は必須となります!
下葺き材には多くの種類がありまして、耐久年数にもそれぞれ違いがあります。
遮熱性ルーフィングシートなど様々な種類がある為、ニーズに沿ったルーフィングシートが使用しているかよく確認しましょう!
また、粘着ルーフィングシートを使用する場合に既存の屋根にコケが多く発生している場合は、粘着ルーフィングシートが上手く張り付かないことがあります。
汚れが酷い場合は、高圧洗浄を行う必要があります。
高圧洗浄の項目があるかどうかと高圧洗浄をする場合の追加費用の確認をしましょう!
3.役物板金(谷板金、唐草板金、ケラバ板金、捨て板板金等)
役物板金で確認するべきことは、2点となります!
「メーカー純正の役物が使用されているか?」
「唐草板金はセットバックの物が使用されているか?」
メーカー純正の役物が使用されていないと耐久年数に差が出てしまったり、万が一の際にメーカー保証が適用されない場合があります。
コストを抑える為に社外品の役物を使用する業者も多数存在する為、必ず確認しましょう!
屋根カバー工法は既存の状態より屋根が高くなる為、雨水が雨樋を飛び越えてしまう場合があります。
そこで、セットバックタイプの唐草を使うことで正常に雨水を雨樋に流すことができます。
雨樋の交換をしない場合は、セットバックタイプの唐草が使用されているか必ず確認しましょう!
4.屋根本体施工
こちらは屋根材本体を施工していく項目となります!
こちらの項目で確認で確認すべきことは、屋根材の「留め具」です!
留め具には釘やビスがありまして、材質にも鉄かステンレスか種類があります。
ステンレスのビスの方が費用は高くなりますが、耐風性は高まります。
海沿いや高台立地の建物など、風当たりがいい場合はビス止めをオススメ致します!
留め具の記載が無い場合は留め具に何を使用するのか確認して、
「ニーズにあった留め具が使用されているか?」
「留め具を変更した場合の追加費用はいくらか?」
しっかり確認しましょう!
アイジー工業はスーパーガルテクトのメーカーとなります。
改修用ビスはステンレス製でカバー工法専用のビスとなります。
屋根材と同じメーカーということも安心ですね!
5.雪止め
雪止めもメーカー純正の物が使用されるか確認しましょう!
社外品の雪止めを使用してしまうと雨漏りに繋がってしまったり、保証の対象から外れてしまう可能性がある為注意が必要です!
6.棟下地(貫板)
棟下地は棟板金の下地となる部分となります!貫板と記載されることも多いです。
こちらも下葺きと同じく注意して確認すべき項目となります!
棟下地にも「木製」・「樹脂」・「金属」など種類がありまして、それぞれ耐久年数に違いがあります。
こちらも基本的に新規屋根材の耐久年数に合わせた棟下地を使用することを推奨しております。
上記写真は木製と樹脂製の貫板となります。
貫板の耐久年数は下記となります。
・木製(杉製) 耐久年数約10年
・樹脂製 耐久年数約20年
・金属製(ガルバリウム鋼板製)耐久年数約30年以上
例えば、スーパーガルテクト(耐久年数約35年)の屋根材に木製(耐久年数約10年)の棟下地を使用してしまうと棟下地のみの交換が後々必要となってしまいます。
棟下地の状態は外側から確認できない為、気がつかず腐食が進み棟板金が飛散するトラブルにも繋がってしまいます。
樹脂製の貫板も耐久年数は約20年となりまして、ガルテクトの耐久年数とは釣合いません。
熱変形や割れがあることも樹脂製貫板のデメリットとなります。
スーパーガルテクトの場合、棟下地がガルバリウム鋼板製であれば耐久年数も同等で木製や樹脂製と違い割れない為、耐風性も高くオススメです!
必ず棟下地には何を使用するのか確認しましょう!
7.棟板金・雨押え板金取付
こちらで確認するべきことは、棟板金の「留め具」と「面戸(シーラー)」です!
まず、棟板金の留め具には、釘と防水パッキン付のビスがありまして、釘を使用してしまうと抜けてしまったり、固定力が低く棟板金の外れにも繋がりますので、使用する留め具が必ず「防水パッキン付ビス」を使用されているか確認しましょう。
また、こちらは外部に露出する箇所になりますので、材質が「ステンレス」かどうかも必ず確認しましょう!
面戸とは、棟際に雨水の侵入を防ぐ為のパッキンのような物です。
外側から見えない為、取付ない業者も多くいます。
項目に「面戸」が無い場合は取付を行うかどうか確認しましょう!
8.シーリング材
屋根カバー工法と葺き替え工事共に雨押えや棟部分でシーリングで防水が必要となります。
この項目で必要な確認は、シーリング材の種類です。
シーリング材にも耐久年数がありまして、耐久年数約8年の物から耐久年数30年の物まであります。
このシーリング材が切れると雨漏りに繋がることも多い為、高耐久の物を使用することにこしたことはありません!
屋根のシーリングは施工箇所の数量もそこまで多くないので、高耐久シーリングを使用しても大きな金額差もでない為、高耐久シーリングの使用を推奨しております。
上記の表のように一般シーリング材と高耐久シーリング材の耐久年数の差は大きく違います!
3.屋根葺き替え工事の見積り項目の比較ポイント
屋根葺き替え工事は、既存の屋根材を解体して新たに屋根を施工する工事となります。
カバー工法との違いは既存の屋根を解体することとなります。
1.屋根解体
既存の瓦やスレート等の屋根材を剥がして解体します。
既存の屋根材の種類やアスベストの有無によって屋根材の廃材の処分費用は異なります。
屋根材の処分費用の高額な順に並べますと下記の通りとなります。
低 金属屋根〈 スレート屋根(アスベスト無し)〈 瓦屋根〈 アスベスト含有屋根材 高
2.下地調整
こちらは下地の状況にもよりますが建物の築年数が浅かったり、瓦屋根の場合は「下地の歪み」が発生していることが多いです。
下地の歪みをそのままにして新規屋根材を施工してしまうと、歪みが新規屋根材にも影響してしまう為、下地調整が必要となります。
3.新規下地施工(野地板張り)
こちらは、屋根解体清掃後に新規下地の野地板を屋根全体に貼る工事となります。
既存の屋根材がスレート屋根であったり、築年数が浅い場合は不要となるケースもあります。
築年数が経過していたり、既存が瓦屋根の場合は必要となる場合が多いです。
見積り段階での下地確認で判断が難しい場合は、屋根材解体後に既存下地を確認して判断するという方法も選択肢の一つとなります。
以降の工程は屋根カバー工法の2番~8番の工程と同じになります。
まとめ
屋根リフォームのお見積りで特に注意するべきポイントは以下の6つなります。
1. 相見積りを行い、他社と比較する
2. 見積書の内容が他社と違いすぎていないか確認する
3. 材料など内訳の記載があるか確認する
4. 保険や補助金が使えるか確認する
5. ライフプランや要望にあった提案なのか確認する
6. 保証やアフターサポートの内容を確認する
今回紹介した項目を参考にすることによって、優良業者とそうでない業者の見分けが付きやすくなりますので、是非試してみてください!!
また、屋根塗装やカバー工法、葺き替えなど各々にメリットがありますので、長期スパンで見るとの方がお得になるケースもありますので、慎重に検討していきましょう。
大事なことは相見積もりを必ずとり、決して金額のみで決めないことです!
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