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外壁の種類ごとのおすすめの塗料と注意点、外壁材の見分け方のご紹介します!

 

皆様!こんにちは!式会社工務店です!工事現場のイラスト

今回ご紹介するのは、外壁の種類ごとのおすすめの塗料と注意点について、併せて外壁の見分け方について、解説していこうと思います!

はじめに

実際に使用されている外壁材の割合は、

*窯業系サイディング 約70%

*モルタル外壁 約13%

*金属サイディング 約9%

*ALC 約3%

となっています。

それでは早速、それぞれの外壁のおすすめの塗料のご紹介を致しますので、

よろしければご覧ください!

窯業系サイディング

窯業系サイディングとは、セメントに木質系の繊維を混ぜて成形し加工したものになります。

窯業系サイディングの注意点は、コーキング部分から劣化して雨水が内部に浸食してしまうことがありますので、7~10年に一度は、点検や修理が必要になってきます。

さらに窯業系サイディング外壁には、蓄熱しやすいという特徴があり、塗膜が膨れるといった不具合が発生してしまうことがあります。

蓄熱、乾燥、雨水の浸透が繰り返されることにより、サイディングボードが変形し、反ってしまうことも。

そうなってしまわない為に、湿気だけを透過させる塗膜を持った、透湿性の高い塗料が良いとされています。

種類別で代表的な塗料メーカーのおすすめ塗料もご紹介します!

窯業系サイディングにおすすめ塗料

シリコン

・水谷ペイント/ナノコンポジットW

 

・エスケー化研/プレミアムシリコン

・日本ペイント/ニッペ パーフェクトトップ

フッ素

・日本ペイント/ファイン4Fセラミック

 

無機塗料

・エスケー化研/プレミアム無機

 

※窯業系サイディングにあった塗料は他にもあります。

モルタル外壁

次にモルタル外壁についてです。

モルタル外壁とは、砂とセメントを1:3の割合で混ぜて水を加えて練ったものになります。

壁材の中でもヒビやクラックが入りやすいのがモルタル外壁。

弾性塗料(クラック追従する塗膜を保ち塗り替えに適した塗料)が相性が良く、
またモルタルは水が染み込みやすいので、傷から水が染み込んだ場合を考えて、透湿性も重視した塗料を選ぶのが良いです。

純度の高いアクリル塗料は、塗膜の伸縮性も高く、耐用年数も長い為おすすめとされています。

モルタル外壁の中でも、

吹き付けタイル仕上げ、スタッコ仕上げ、リシン仕上げ、左官仕上げ

ジョリパット外壁(モルタル外壁用意匠性塗材)

などさまざまな仕上げの種類、塗料があります。

代表的な塗料メーカーのおすすめ塗料をご紹介します!

モルタル外壁におすすめ塗料

シリコン(シリコン・セラミックシリコン樹脂・アクリルシリコン樹脂)

・エスケー化研/エスケー弾性プレミアムシリコン

・エスケー化研/セラミクリーン

・菊水化学工業/水系ファインコートシリコン弾性

・ロックペイント/ハイパービルロックセラ弾性

・日本ペイント/DANシリコンセラR

・関西ペイント/シリコンテックス

※モルタル外壁にあった塗料は他にもあります。

ジョリパットはジョリパット系外壁の塗り替え専用塗料

ジョリパットとは、モルタル外壁の仕上げの一種類と思われがちですが、

アイカ工業株式会社が製造・販売する、モルタル外壁用意匠性塗材といって外壁材の一種になります。

ジョリパットも透湿性の高い塗料を選ぶことをおすすめします。

セラミックシリコン樹脂

・アイカ工業/ジョリパットフレッシュシリーズ

・エスケー化研/アートフレッシュ

・日本ペイント/インディフレッシュセラ

 

・水谷ペイント/ナノコンポジットW

 

アクリルシリコン樹脂

・菊水化学工業/グラナダフレッシュF

これらが主なジョリパット系外壁の専用塗料でおすすめの塗料になります。

金属サイディング

増えつつある金属サイディング。
ステンレス、アルミ、ガルバリウム鋼板などの金属から作られた外壁材になります。

現在ステンレス、アルミは高価なのでガルバリウム鋼板から作られたものが普及しています。

窯業系サイディングに比べて、軽量というメリットがありますが、塗膜の剥がれなどによって錆びてしまうので、定期的なメンテナンスが欠かせません。

一番の弱点であり注意点は、やはり金属なので錆びやすいことです。

錆が出てしまった場合は錆を除去してから塗装します。
表面が高温になりやすく、弾性塗料は不向きになります。

最近は、フッ素コートや親水性加工のされているケースもあり、それらの加工を施されたものは、塗料が付着しないことも多く、適切なプライマーを使用することが求められています。

金属サイディングにおすすめ塗料

ラジカル塗料

・日本ペイント/ファインパーフェクトトップ

特殊シリコン樹脂

・エスケー化研/エスケープレミアムNADシリコン

アクリルシリコン樹脂

・アステックペイント/超低汚染リファイン1000Si-IR

※金属サイディングにあった塗料は他にもあります。

ALC

一定の人気とシェアを持つALC。
コンクリートに発泡剤を混ぜ細かい気泡を含ませることで軽量化したコンクリートパネルとなっています。

軽くて丈夫、断熱性も、遮音性も高く、しかもコンクリートだから燃えない。
良いこと尽くめのALCにも弱点があり、多孔質だから水を吸水しやすいのが注意点です。

吸水は内部からの破壊を招く原因になります。

吸水してしまった水分をいかに早く排出するかがポイントであり、
湿気が外壁内部にこもらないように、ALCにおいても、透湿性の高い塗料を使用するのが良いです。

ALCにおすすめの塗料

ハイブリッドシリコン樹脂

・エスケー化研/プレミアムシリコン

ラジカル塗料

・関西ペイント/アレスダイナミックTOP

 

・日本ペイント/ニッペ パーフェクトトップ

無機塗料

・エスケー化研/エスケープレミアム無機

※ALCにあった塗料は他にもあります。  

外壁材の見分け方は?

目地の有無

目地の有無で判断することができます。

目地がある→・窯業系サイディング・ALC
目地はあるが、目立たない→・金属サイディング
目地がない→・モルタル外壁

また、目地の方向と位置でも判断ができます。

窯業系サイディングは、地面から約3mのところには水平方向の目地が必ずあります。

目地を幕板で隠しているお家も多いので、幕板があるお家はそれだけで窯業系サイディングの可能性が高いです。
窯業系サイディングの横幅は455mmのものがほとんどで、メジャーで測って横幅が455mmのものは窯業系サイディングの壁と判断して間違いないと言えます。

壁の厚み

ALCの場合、厚みが100mm以上のものが多く、窯業系サイディングの約2倍の厚みで、他の外壁材に比べてもだいぶ分厚いのが特徴です。
お家の窓などを開けて横から見た時、外壁材がかなり厚ければ、ALCの可能性が高いです

叩いてみた感覚と音

ALC、窯業系サイディング、モルタルはいずれもセメントを用いられていますが、
金属サイディングは鋼板なので、叩いた感じも音も違います。

下地に銅縁がある場合は、叩いた感覚と音が分かりにくいことがあるので場所をずらして何度か試してみましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

外壁の種類ごとのおすすめの塗料と注意点、外壁材の見分け方のご紹介でした。

ご自身の住んでいるお家の外壁材を知ること、またその外壁材にあった塗料を選ぶ必要があります。

大事なお家の外装リフォームを検討されている一人でも多くの方に、正しい塗料選びをしていただきたいなと思っております!

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