スタッフブログ

漆喰とは一体!?屋根瓦の漆喰の劣化や修理方法ついて施工実績と合わせて解説します!

こんにちは!式会社工務店です!

棟板金(むねばんきん)とは?|施行事例も紹介いたします!

こちらでご紹介するのは「屋根瓦の漆喰の劣化」についてと

株式会社翔工務店での実際の施行実績

工事手順と合わせて解説していますので是非ご覧ください!

漆喰とは

漆喰

漆喰とは建築で瓦や天井、壁など様々なところで使用されています。

日本の伝統的な家屋の外壁やお城など、いろんな場所で使用されていますので身近にある建築材です。

今回は屋根瓦に使われている漆喰についての記事になります!

屋根の棟と瓦の隙間を埋めているのが漆喰です

ご自宅の屋根が瓦の方は経験されたことがあるかもしれませんが、屋根の上に白いボロボロとしたものが剥がれているのを見たことはありませんか?

まさにそれが屋根の劣化によってはがれてしまった漆喰です。

そんな漆喰について詳しく説明していきます!!

漆喰の役割

まず屋根瓦の漆喰というのは屋根の棟と瓦の隙間を埋め、瓦の下にある葺き土と呼ばれる粘土の層を守る役割をしています

漆喰には防水効果に加えて粘土のような接着機能があるため、瓦の隙間を埋めて防水する役割も果たしています。

棟瓦の土台の役割をしている為、漆喰が剥がれて中の荒木田土が流出する事を防ぐ役割もあり重要な箇所となります。

漆喰の劣化症状

漆喰は消石灰を主とした材料のため瓦と違って耐用年数は短くなります。瓦の寿命が50~80年に対し、漆喰の寿命は約10年~20年程度と言われています。表面が朽ちてきたり、剥がれてきたりと徐々に漆喰に劣化症状が現れます。

漆喰が剥がれてくると棟の中から台土という土が出てきます。これが荒木田土です。

解体

劣化が進んでしまうとこの剥がれた漆喰の部分から雨水が侵入し、瓦の下の葺き土が雨水に浸食されてしまいます。こうなってしまうと気づいたときには棟全体がダメージを負ってしまい雨漏りに繋がります最悪の場合棟が崩れて落下してくる恐れもあります。

主な劣化原因

・雨風に晒されて表面が朽ちていく

・直射日光や寒暖差による劣化

・時間とともに漆喰がやせてくる。

・地震や振動でヒビが入る。

本来屋根の漆喰は定期的なメンテンナンスが必要になります。

漆喰の劣化症状を定期的にみて把握しておくのがベストでしょう。定期的にメンテナンスすることで瓦屋根全体の耐用年数も上がります。少しでも寿命を延ばしてあげるためにもメンテナンスを視野に入れておきましょう!

漆喰の修理方法

漆喰が劣化した時の工事方法をご説明します。

漆喰の詰め直し・上塗り(面戸塗布)

漆喰の剥がれが少ない場合はこの詰め直し工事で対処いたします。

工事期間も1日あれば終わる工事となります。

既存の漆喰をまずは解体し、新しい漆喰を詰め上塗りしていきます。

この時棟の中から台土がで流出してしまい、棟が歪んでしまっている場合があります。この場合は下記の棟瓦の積み直しが必要となります。

棟瓦の積み直し

棟瓦の積み直しというのは、屋根の一番高いところにある棟瓦(のし瓦)を取り外し、新しく作り直します。

漆喰から台土があふれていたり、棟に歪みがある場合にこの積み直し工事が適用されます。

台土や銅線も新品となります。
弊社で棟の積み直しを行う場合は、「南蛮漆喰」を使用するため荒木田土よりより頑丈な棟となります。

南蛮漆喰とは、「消石灰」にシリコンや繊維を配合した材料になります。
通常の漆喰や荒木田土より高い強度と防水性があります。

工事期間はおよそ3~5日かかる場合があります。

漆喰の工事を行う際の業者の選び方

漆喰の工事をする際の業者選びは大変重要になってきます。

屋根瓦の寿命や耐用年数を長持ちさせるためにも優良会社を選びましょう。業者の選び方についてご紹介いたします!

工事実績がある業者

最初に、どの業者にするか選ぶ前に調べておきたいことがあります。

それは、工事実績のない業者は危ないということです。

中には漆喰工事をしたことが無い業者もいます。そのため知識がなく間違った工事をしてしまう恐れがあります。施工事例などを見て見当たらない場合はまずは業者に経験があるかを聞いてみましょう。

工事の様子を写真に収めている業者

屋根の上は普段見えない場所になります。そのためお客様が確認するのも難しくなります。

工事前はもちろん、工事過程、工事後の写真を撮ってくれる業者を選びましょう。なぜ写真に収めている業者がいいかというと、当たり前のことですが適当な作業をしていないか、お客様の目で確認できるからです。

しかし写真を1枚も撮らない業者も中にはいます。すぐに終わる工事だからという理由でとらない業者が残念ですが多いのが事実です。

弊社では工事完了後にお客様用で施工前~施工後の順番でお写真をおまとめしてお渡ししています!

施工後の保証がある業者

施工後の保証などアフター体制がしっかりとしている業者を選びましょう。

屋根や外壁など雨風や紫外線などの影響で工事後でも数年たつと気になってくる部分も出てくると思います。そんな時に保証がないとさらに余計な費用が掛かってしまう恐れがあります。

業者を選ぶ際は保証やアフター体制を確認しましょう。工事が終わった後も定期的に点検をお願いしましょう。

工務店は保証もしっかりしています!

保証について書いてあるページもありますのでよろしければご覧ください!

翔工務店の保証について

株式会社翔工務店の施工事例

漆喰の詰め直し


BEFORE


施工前施工前


AFTER

施工後施工後


こちらのお住まいはA社様依頼のT様邸の施工事例になります!

今回の工事は屋根瓦の漆喰の詰め直し工事になります。

実際に翔工務店で施工した実績を写真と合わせてご説明していきます!

1.養生作業

養生作業

まずは漆喰の周りを養生していきます!この養生がしっかりしていないと仕上げがきれいにな仕上がりになりません!

2.解体

解体解体

既存の漆喰を解体していきます。
ヒビや剥がれが劣化のサインとなります!中の台土を崩さないように気を付けて解体してい行きます!

3.漆喰塗布

漆喰塗布

解体した部分に新しい漆喰を詰めていきます。ここで隙間が無いようしっかり詰め、こてを使って慣らしていきます。使用した材料は南蛮漆喰の「株式会社馬場商店/シルガード」です。

↓製品情報↓

 

4.清掃

清掃

バルコニーや地面に落ちてしまった漆喰の破片やゴミなどを集め、きれいにします。掃除は徹底して行います。

5.詰め直し完工

施工後施工後

マスキングテープと養生を剥がし完工です!

使用した漆喰

漆喰

この工事で使用した漆喰は、ルーフ シルガード(南蛮漆喰) 白、になります!

特殊な防水材を配合しており防水率を低減。色は黒もあり全部で2色になります!

棟瓦積み直し


BEFORE



AFTER

完工


1.既存棟瓦解体

解体

既存の棟瓦を解体していきます。ここで撤去した瓦は、ヒビなどが入っていない場合もう一度使うことができます。瓦のいいところはこういった再利用ができるところですね。

2.屋根土の撤去

屋根土

残っている既存の土台は撤去していきます。屋根土はもともと粘土のような素材でしたが長い時間が経過し、ボロボロとした土に代わってしまいます。その屋根土を綺麗に清掃し、撤去作業は完了となります。

3.南蛮漆喰詰め

漆喰

まずは養生をし、シルガードを棟に詰めながら、のし瓦を施工していきます!!

4.完工

完工

棟瓦を被せ、そのあとに同線とコーキングで固定したら棟瓦積み直し工事の完工です!

5.清掃

 

清掃

バルコニーや地面に落ちてしまった漆喰の破片やゴミなどを集め、きれいにします。掃除は徹底して行います。

まとめ

瓦の寿命を延ばすためにも漆喰のメンテナンスが必要になります。

漆喰がダメになってしまうと家全体の雨漏りに繋がってしまうので、もし20年以上経っているのであればメンテナンスをお勧めいたします!

雨漏りする前にご連絡、お待ちしております!

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