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棟板金(むねばんきん)とは?劣化によって引き起る事態とは!?施行事例も合わせて紹介いたします!

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皆様!こんにちは!式会社工務店です!

棟板金(むねばんきん)とは?|施行事例も紹介いたします!

こちらでご紹介するのは棟板金とは?」についてと施行事例もご紹介していきます!

棟板金とは?

まず初めに、棟板金の【棟】とは戸建て住宅の最も高い位置に取り付ける屋根材です。屋根の接合部の上に「貫板(ぬきいた)」という下地材をあて、さらにその上から金属板をかぶせるという構造になっています。

屋根のてっぺんは屋根材が被っていない為、棟板金で蓋をして屋根の急所を守っているイメージです!

棟部分にあてた棟板金は、横から釘やビスで固定させており、これらが浮いてきてしまうことが原因で劣化症状につながることが多いです。

棟に金属材が使われているときは「棟板金」、瓦が使われているときは「棟瓦」と呼ばれます

棟板金の主な役割

◎屋根材の接続部分を保護し、雨水の侵入を防ぐ

悪質業者に注意!!

棟板金は訪問販売や飛込の営業マンによく指摘される箇所でもあります。

「棟板金が剥がれている」
「棟板金が浮いている」
「近くで工事していたら剥がれてるのがみえた」

などと職人のふりをしてインターホンを押して声をかけてきます。

本当に剥がれていて教えてくれる親切な場合もありますが、
実際になんの異常もない場合でも指摘してくることがあり屋根の上に上げてしまうとほかの箇所も壊されてしまう可能性がある為注意が必要です。

上記のように声をかけられた場合は、名刺をもらい一旦ネットで調べてから後日依頼や点検をお願いすることがいいかと思います。

悪質な業者の場合ホームページが無かったり評判が悪い可能性が高いです!

棟板金の下地

棟板金の下に使用する貫板は種類があります。

元々は木製の木板を使用していましたが最近では樹脂製も貫板が使用されることが多くなりました。

種類は違えど呼び方は統一されていてすべて貫板と呼ばれています。

そんな貫板の種類についてのご説明をしていきます。

木板

屋根材 貫板 木板

木板は棟板金の下地として多く使われてきました。日本ではが多く使用され、持ち運びも軽く、加工がしやすいといった点が多く使われてきた理由です。

ですが木板は水分に弱く隙間があればすぐに腐食してしまうこともあります。

棟板金の下地が劣化してしまうと屋根全体へ影響が出てしまうので最近では少なくなってきましたがまだまだ杉製の貫板が主流のようです。

杉製の貫板の耐久年数は約10年~15年となります。

棟板金の固定方法は釘のみとなります。ビスで打つと木製の貫板が割れてしまうためです。

樹脂製

屋根材 貫板 樹脂製

弊社でも最近よく使用している樹脂製の貫板です。

樹脂製なので木板とは違って腐食することはありません。水分も吸収しにくいので木板よりも寿命が長く不具合も出ずらいのが特徴です。

耐久年数は木板の約3倍と言われています!

しかし、いいところばかりではなく樹脂製の貫板なので割れてしまうことがあります。留めに使う釘やビスの打つ位置を間違えてしまうと固定がうまくいかずに割れてしまう可能性があります。

依頼する業者はしっかりと見極めないと本来長くなる屋根の寿命が、ガクンと下がってしまいますので注意が必要です!!

棟板金の劣化

~釘はなぜ浮いてきてしまうのか?~

①強風よるもの

~釘はなぜ浮いてきてしまうのか?~

棟板金は屋根の一番高い位置にあるので、風の影響を受けやすく、突風、強風または台風などの風圧を釘だけで耐えています。

風が吹き続けたり、絶え間なく吹いていれば、グラグラと揺さぶりながら釘を抜いている状態に似ており、少しずつ釘が浮いてきてしまいます。

②熱膨張によるもの

②熱膨張によるもの

熱膨張”とは金属が熱で暖められたときに膨張が起きる現象です。

棟板金は金属のため、日に当たると太陽の熱で膨張し、夜になると気温が下がるため収縮します。膨張するときは板金だけが収縮して、長い時間膨張、収縮を繰り返すことで、徐々に釘が抜けてきてしまいます。

日当たりがいい家だと釘が抜けるスピードも速くなるので、築7年が過ぎたら釘のチェックが必要になってきます。

~釘が抜けると起こる劣化症状~

①貫板の腐食

①貫板の腐食

貫板は、棟板金で覆われていますが、棟板金のつなぎ目や釘穴、板金の浮きなどのわずかな隙間から雨水が入り込んで徐々に腐食していきます。

特に貫板は木製なので、水分に弱く、侵入した雨水が貫板の劣化を早めることになります。

②異音の発生

②異音の発生

釘の浮きや、釘が外れた際に、棟板金が浮いてしまい強風に煽られることによって、異音が発生します。

貫板の腐食によっても、棟板金がしっかり固定できなくなり、こちらも異音の原因になります。

③棟板金の飛散

③棟板金の飛散

雨水にさらされ、棟板金が浮いたり飛散したりしてしまうことがあります。棟板金が飛散してしまうと、落下した際に、人や家屋などに当たって事故に繋がる恐れがあるため、注意が必要です。

棟板金が浮いているのに気付いた場合には、早めのメンテナンスをお勧めしております。

棟板金の耐久年数

◎棟板金の寿命は材質にもよりますが、一般的に15~25年と言われています。

今では棟板金はガルバリウム鋼板製が主流となっておりますので、棟板金の変形はべつとして耐久年数は30年~35年となっております!

その前に釘が抜ける、棟板金が浮くといった不具合が出るので、5~10年を目安にメンテナンスを行うのが一般的です。

まだ大丈夫と思って過ごしていて、雨漏りの進行などが進みすぎてしまい、屋根の内部までに浸透して余計な料金までかかってしまうなんてこともあります。

そうなる前に一度ご相談ください!

棟板金の補修方法

棟板金の補修方法

棟板金の補修方法は、一般的に以下のような流れになります。

撤去

既存の棟板金を撤去します。高所で危険な作業になるため、注意を払って作業します。

下地(貫板)の設置

下地も傷んでいる場合には、新しく設置しなおす必要があります。(貫板交換

特に棟板金の釘が浮いてきている場合には下地が雨漏りや劣化によって腐食している可能性が高いです。

劣化した状態の下地のままだと、新しい棟板金を設置してもすぐに釘が浮いてきたり、雨漏りを起こしたりする危険があります。ですので、下地も定期的にメンテナンスが必要です。

交換

下地を整えたら、新しい棟板金を設置します。棟板金に釘を打ち貫板に固定し、接合部分にシーリング材を充填します。シーリング材は接合部の内側に打つ為、外側からは見えません!

シーリング材とは、弾力性のあるペースト状の材料です。変性シリコンという材質の物を使用する事がほとんどです!

防水性や気密性があり、棟板金などの建材のつなぎ目を接合し、防水機能を高めたり暴風による飛散を防いだりします。

貫板は樹脂製の物もあります!ご相談ください!

弊社翔工務店の棟板金交換工事施行事例

BEFORE
棟板金棟板金棟板金

AFTER

棟板金棟板金棟板金

写真で使用している棟板金はトーコーのガルバリウム鋼板製の棟板金です!

棟板金が剥がれる被害は台風シーズンになると急激に増えます。

そうならないためにも定期的のメンテナンスをお勧めいたします!

 

屋根材自体が傷んでしまっていたりする場合には屋根の重ね葺き工事をオススメ致します!

翔工務店の屋根工事施工実績も是非こちらからご覧ください!

まとめ

いかがでしたでしょうか。そろそろ屋根の重ね葺きや棟板金の点検などしたいと思ったらぜひ翔工務店へご連絡ください!お見積もり・点検はもちろん無料となります!

お客様第一かつ施行に自信があります!

どんなに小さい工事でも喜んで対応させていただきます!

工務店では、施行後お客様にご納得いただけるまで料金をいただいておりません!

施行後少しでも気になるところや、やっぱり納得いかない!など思った際には、早急に対応させていただきますので、お気軽にご相談ください!

 

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